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ヘアアイロンについて
朝シャン後の濡れた髪にすぐアイロンはNG?
Wet hair use hair iron is not good immediately after Shower in the morning
ヘアアイロンは熱の力で髪をスタイリングしたり、思い通りのクセ付けが出来たりする便利なヘアセットアイテムです。
近年人気となっている、ゆるふわな巻き髪もヘアアイロンがあれば自宅で気軽に作ることが出来ます。
しかし髪は熱を当て過ぎるとダメージになるという点はよく留意するべきです。
そして注意したいのが、朝シャンなどで髪が濡れた状態でヘアアイロンを使うことです。
濡れた髪にアイロンを当てるのは基本的にNG!
夜の入浴後ならドライヤーでしっかりと髪を乾かしてからヘアアイロンを当てる時間はありますが、朝の時間に余裕がないときだと朝シャンしたあとにヘアアイロン、という人は意外と多いかもしれません。
しかし濡れた髪にヘアアイロンを当てるのは避けるべきです。
濡れた髪にヘアアイロンを当てるとジューッという水分が蒸発する音がすると思います。これは濡れた髪に限らずですが、水蒸気爆発という現象です。
髪は濡れた状態だと、髪の表面をバリアーしているキューティクルが剥げやすい状態です。
そのため濡れた髪にヘアアイロンを当てて水蒸気爆発を起こすと、髪の表面の水分だけでなく髪の内部にも熱を通しやすくなり、内部の水分も蒸発させてしまいます。
髪は適度に保湿されている状態がベストであり、内部の水分が不足するといわゆるパサついた髪になってしまいます。
キューティクルが開いてしまう条件
キューティクルは開いた状態だと、髪内部の栄養成分が流れ出てしまいやすくなるため、開いた状態は早急に閉じた状態にするように心がけるのがヘアケアのコツの一つです。
キューティクルが開く条件には湿度や温度があります。温度の場合だと30℃以上になると開きやすくなる性質があります。
つまりお湯で髪を洗った直後はキューティクルが開いた状態となります。
当然、ヘアアイロンで熱を当てることもキューティクルが開く原因になります。
そのため髪が濡れた状態でのヘアアイロンという行為は、既にシャワーのお湯で開いているキューティクルをさらに開かせることになるのです。
以上の点から、髪が濡れた状態でヘアアイロンを当てるのは、髪に大きなダメージを当てる要因となるためオススメできない行為です。
ヘアアイロンを当てるのは必ずキューティクルが閉じた状態、つまり髪が乾いた状態で行うようにしましょう。
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