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美髪をつくるために
更年期にやっておきたいヘアケア方法
How to care the hair when you are in menopause
更年期について
更年期とは、個人差はあり、厳密な定義はありませんが、45〜55歳くらいの年齢層を指します。
この世代は女性の場合は閉経する年齢でもあり、女性は閉経を迎えると更年期になるという考え方もあります。
女性の更年期は、閉経の影響で身体に様々な変化が起きる時期ともいえます。
閉経によって自律神経のバランスが崩れてしまう場合は多く、更年期の女性のおよそ3割程度はうつ病になるという統計も存在します。
更年期に起こる髪質の変化
そして、女性の更年期で現れやすい症状に髪質の変化があります。
女性は更年期を境に、顕著に髪が細くなったり薄毛が目立つようになったりする場合が多いです。
これは老化現象ともいえるためある程度仕方のないことですが、セルフケアによって更年期による髪質の変化はある程度防ぐこともできます。
髪質の変化はエストロゲンの減少が原因
女性は更年期を迎え、閉経するとエストロゲンというホルモンの分泌が大幅に減少します。
女性の更年期による体調の変化はこのエストロゲンの減少が主な要因となります。エストロゲンの減少によって髪が細くなり、抜け毛が増えてしまうのです。
これはある意味自然現象であるため仕方ないことではありますが、エストロゲンをなるべく減らないようにする方法はいくつか存在します。
エストロゲンを減らさないようにする方法
食生活を改善する
更年期でエストロゲンが減ったとしても、髪の生成がストップしたわけではありません。
髪を生成する栄養素は主にタンパク質であるため、タンパク質を多めに摂取すれば髪は生えやすくなります。
特に植物性のタンパク質は脂分が少ないために育毛に適しているといえます。過剰な脂分の摂取は頭皮から分泌される皮脂を増加させてしまい、頭皮環境を悪化させる要因となるために注意が必要です。
そのため納豆や豆腐などの大豆食品を積極的に食べることは更年期のヘアケアに適しています。
ホルモンバランスを整える努力を
更年期でエストロゲンが減少すると、ホルモンバランスが悪くなり、結果として髪質が悪くなるというプロセスがあります。
そのためホルモンバランスの乱れを抑えるように努力すれば、更年期による髪質の改善につながります。
エストロゲンの成分は投薬によって補給することが可能です。またエストロゲンの減少を抑える漢方薬などもあります。
このように薬物療法でエストロゲンの減少はある程度抑えることが出来て、ホルモンバランスの乱れも抑えることが可能です。
デリケートな頭皮に配慮したヘアケアを
更年期の症状の一つに血行不良があります。血行不良が起こると体の末端である頭皮に十分な栄養が渡らなくなるため、髪にも悪い影響を与えます。
このため、頭皮の環境を良くするために、シャンプーは刺激が強すぎる製品を避けるという方法もあります。
また洗髪の際は頭皮を指の腹でマッサージするようにして血行を促すといいでしょう。
更年期でも美しい髪を保つために
以上のように、女性は更年期になると閉経の影響でエストロゲンが減少し、髪の生成能力が弱まって髪質が変化してしまうことが多いです。
しかし、弱まった髪の生成能力を改善する方法は多く存在するため、そのことをよく理解し、適切なヘアケアを行えば髪質の劣化を抑えることは十分可能です。
ぜひ、正しいケアで健康な髪を保てるようにしましょう!
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