頭皮のかゆみは「抜け毛」が始まる予兆？ | 【頭美人】

タオルドライする時も注意しましょうね

なぜかゆみが起こるの？

「かゆみ」は、かゆみを引き起こす物質が神経細胞を通じて、脳に伝えるということで感じます。

かゆみを引き起こす物質を痒覚刺激物質（ようかくしげきぶっしつ）と呼びます。痒覚刺激物質には色々ありますが、ヒスタミンが一番有名です。

皮膚が刺激を受けると肥満細胞がヒスタミンを放出し、神経細胞がヒスタミンを受け取り、次々に神経細胞を活性化して、最終的に脳でかゆみを感じることになります。

ではどんな刺激が痒覚刺激物質を出すのでしょうか。

頭皮の場合にはドライスキン（皮膚の乾燥）、炎症、頭皮の日焼けなどがあります。

ドライスキンは、皮膚の表面から水分や油分が少なくなっている状態です。
ドライスキンになると外からの刺激に無防備な状態になり、少しの刺激でかゆみをもたらします。

かゆみを感じるということは、皮膚が何らかの刺激を受けているので対処をした方がいいということを脳に知らせているとも言い換えることができます。

先ほどかゆみの原因としたのはドライスキン、炎症、頭皮の日焼けはそのままにしておくと、頭皮の場合は抜け毛に繋がります。

従って、頭皮にかゆみを感じた場合には、搔くことではなく頭皮をケアすることが大切です。

かゆみを治す、かゆみを予防する頭皮のケア

かゆみはドライスキン、炎症、日焼けが三大原因です。

ドライスキン

ドライスキンを治す、予防するには皮膚に適度な水分と油分を補給することです。これには正しい洗髪が一番です。

炎症

炎症を治す、予防するには皮膚を清潔に保つことが重要になります。

この炎症によるかゆみが悪化すると、毛が抜けてしまうような症状が起きてしまいます。

その場合にお薬を使う事もありますが、軽い炎症の場合には頭皮を清潔にすることで、自然になおります。血行を良くすることにより炎症が早く治まるので、頭皮マッサージも有効です。

また、汗が出たときにそのままにしておくと、汗の成分の塩が皮膚に残って炎症を起こすこともあります。

汗を出たときには、ウエットティッシュなどで拭き取りましょう。
タオルでごしごし頭皮をこすると、必要な水分や油分もぬぐってしまうことがあるので、避けましょう。

日焼け

頭皮の日焼けに関しては予防が一番です。

紫外線を浴びるような場合には、必ず帽子をかぶるなどの予防を心がけましょう。
海水浴のスイミングキャップもお忘れなく。

もし日焼けをしてしまった場合には、炎症と同じような手入れをすることが大切です。

頭皮のかゆみと抜け毛は、関係ないと思われる方も多いかもしれませんが、とても密接な関係にあります。

正しい、予防＆治療方法を学び、日ごろの生活から活かすことが、健やかな頭皮、髪を保ち続ける秘訣ですね！

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