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ヘアアイロンについて
ヘアアイロンのやけど防止法!今日からできる置き場・温度・応急手当の全ポイント
How prevention of burns in the hair iron
ヘアアイロンのやけど防止法・最初に知っておきたいこと
ヘアアイロンは短時間で高温になり、ちょっとの接触でも皮膚にダメージを与えます。
しかも「高温の一瞬」だけでなく、比較的低い温度でも長時間触れていればやけどになります。
まずは温度だけでなく、時間と距離、置き場所の管理まで意識していきましょう。
なぜやけどが起きるのか(仕組みの超入門)
高温の金属に肌が触れると、短時間で熱が皮膚に移り、表面から深い層まで損傷します。
一方で「低温やけど」は、見た目は軽くても深部まで進みやすく、気づきにくいのが特徴です。
肌に熱源が長く当たり続けないよう、接触時間を短く、距離を確保することが大切です。
準備と環境整備でやけどの7割は防げる
置き場所ルールを先に決める
洗面台やドレッサーの上は、耐熱マットを敷いて可燃物(ティッシュ、タオル、衣類、紙袋)を避けます。
コードに引っかかって落ちないよう、通り道を空け、鏡の前の動線をシンプルにしましょう。
使い終わりは電源を切り、コードを巻き付けず「ゆるくまとめて」冷却が完了するまで耐熱面に置きます。
服装と保護アイテムでリスクを減らす
首・肩に薄手のタオルをかけ、前髪時はヘアバンドで生え際を保護すると安心です。
耳まわりは手袋やコームでガードし、熱源が肌に直接触れないようにしましょう。
道具側の安全機能も活用する
温度表示が見やすいモデルや、自動電源オフ、プレートロック、耐熱スタンド付きなど、安全機能を選ぶと日々のヒヤリが減ります。
持ち運ぶ人は、耐熱ポーチや折りたたみスタンドがあると、外出先でも置き場に困りません。
操作時の基本(温度・持ち方・距離)
前髪は低温・顔から距離を取る
前髪は髪が薄く短いので、まずは低めの温度から始めます。
顔に近い作業になるため、顎を少し引いて視線を下げ、前髪と肌の距離をしっかり確保しましょう。
首・肩・耳まわりは「当てない」工夫を
毛先を操作するときは腕を体側からやや前に出し、プレートの角が肌に当たらない角度で運びます。
耳前はコームで毛束を逃がし、襟足はタオルで首筋を覆ってから作業すると安心です。
温度は「必要最小限×短時間」
高温で長く当てるほどやけどもダメージも増えます。
クセの強さや毛量に応じて必要最小限の温度にし、同じ箇所に留めないことを徹底しましょう。
子どもやペットがいる家の安全マニュアル
加熱中・冷却中は手の届かない高さへ
使用中はもちろん、冷めるまでの間も手の届かない棚や耐熱スタンドで管理します。
テーブル置きはコードを引っ張られて落下しやすいので避け、視線の届く場所で扱いましょう。
コードは「引っ張られない・引っかからない」動線に
足元に垂らさず、壁際に沿わせて固定するなど、引っかけ事故を防ぐ配置にします。
使い終わりは必ずコンセントを抜き、子どもの生活導線から離れた高さへ保管しましょう。
外出・旅行・車内での扱い
耐熱ポーチとスタンドをセットで
宿泊先や撮影現場など置き場が読めない場所では、耐熱ポーチをマット代わりに使えるタイプが便利です。
可燃物の近くや不安定な棚には置かず、平らで熱に強い面を選びましょう。
車内放置は避ける
直射日光で高温になりやすい車内は、機器やバッテリーのトラブルにつながります。
使用の有無に関わらず、車中保管は避けてください。
もしやけどしたら(応急手当の基本)
まず安全確保→流水で冷やす
電源を切り、周囲の安全を確保したら、やけど部位をすぐに流水で冷やします。
指先など限定部位は長めに、広範囲は体温低下に注意しつつ、痛みが軽くなるまで冷却します。
やってはいけないこと
氷を直接当てない、油や歯磨き粉などを塗らない、水疱をつぶさない。
衣服が貼り付いている場合は無理に剥がさず、そのまま冷やしましょう。
受診の目安
顔・手・陰部、関節をまたぐ部位、範囲が広い、強い痛みや水疱がある、子どもや高齢者は早めに皮膚科や救急へ。
迷ったら受診を前提に考え、応急処置にとどめましょう。
よくある失敗とNG行動
使用中のコテを布の上に置く。
加熱中にその場を離れる。
冷却中を机上で放置する。
コードを本体にきつく巻き付ける。
どれもやけどや火災、断線事故の原因になります。
シーン別・やけど予防のコツ
前髪
温度は低めから。
顔との距離を保つため、顎を引き、ヘアバンドで生え際を守りましょう。
耳まわり
コームで耳をガードし、毛束は薄く。
プレートの角度は顔から外へ逃がします。
襟足
首にタオルをかけ、プレートは斜め下から。
手首を返しすぎず、肌に近づけない動線で運びます。
持ち運び・片付け
使用後は電源を切り、耐熱マット上で冷めるまで置く。
急ぐときは耐熱ポーチに入れても、完全冷却までは高温に触れないよう注意して扱いましょう。
FAQ
Q: 前髪は何℃くらいが安全?
まずは低めから始めて、必要最小限で調整します。
顔に近い作業なので、温度だけでなく距離と時間も短く意識しましょう。
Q: 子どもがいる家での置き場所は?
加熱中〜冷却中は手の届かない高い位置で、コードを垂らさない配置に。
使い終わりはコンセントを抜き、ロックしてから高所保管が基本です。
Q: 水疱ができたらどうする?
つぶさず清潔を保ち、保護したまますみやかに受診しましょう。
家庭の判断で針を刺すのは避けてください。
Q: 冷やすのは何分?
痛みが和らぐまでを目安に。
指先など限定部位は長めでも、広い範囲は体温低下に注意して、無理に長時間続けないでください。
まとめ
やけど防止の要は「置き場所・コード・距離・時間」の4点管理です。
準備で置き場を整え、作業中は低め設定と短時間、終わったらすぐ電源オフ&高所で冷ます。
この流れを毎回守れば、ヒヤッとする瞬間は確実に減らせます。
今日からできる小さな工夫で、安心してスタイリングを楽しみましょう。
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