効果的なケアを行うために！毛髪について知ろう | 【頭美人】

髪の構造を知ればケアの仕方が見えてくるかもしれません。

是非、髪の毛の基礎知識を頭に入れながら、ヘアケアをしてみましょう。

髪の構造

髪はどんな太さの髪の毛でも1本ずつ、3つの組織で成り立っています。

毛表皮（キューティクル）

うろこ状の無色透明な細胞で4～8枚の層になっており、髪の毛のきめなどを左右します。

髪の10～15％を占め、占める割合が高いほど髪の毛が硬い傾向になります。

毛皮質（コルテックス）

毛の性質を左右し、髪の85～90％を占めるケラチン細胞です。パーマやカラーは、コルテックスの化学反応を起こしやすい性質を利用しています。

髪の太さや柔らかさなどの弾力が強度、髪の色を決めています。

毛髄質（メデュラ）

髪の毛の3％ほどを占める組織です。全ての毛髪がこの細胞を含んでいるわけではありません。

髪質

髪の形状は3タイプに分類されます。直毛、クセ毛、髪質は人によっていろいろです。

髪質は遺伝的要素が強く、髪の毛の断面や毛穴の形に違いがあります。

球状毛（カーリーヘア）

毛髪が縮毛からチリチリしたもので、頭皮の中で毛根が曲がり、毛の断面が横に広い楕円形であることが特徴です。

黒人に多い髪質です。

波状毛（ウェーブヘア）

毛髪の波形のものから、少し縮毛気味のものまで含みます。西洋人に多く、断面は楕円形が多いです。

直毛（ストレート）

まっすぐから、少し波形の毛質までをいいます。日本人や中国人など黒髪に多いタイプで、毛の断面はほぼ円形です。

基本データ

髪の本数

日本人は約10万本、米人は約14万本です。

太さ

日本人は平均0．8mm（0．06～0．15mm）。欧米人は0．06mm。
欧米人の髪は細くて、やわらかくて本数が多い。逆に日本人の黒髪は直毛でハリがある太めの髪なので、本数は少なめです。

一日の脱毛本数

一日に抜ける髪の本数は50～100本と言われています。年齢によって違い、20～30歳は約60本、50～60歳は約100本です

一日に相当な数が抜けているけれど、代謝が良ければ新しい髪がどんどん生えてきます。妊娠中は栄養が髪にまで届かないので、抜け毛が多くなります。

髪の構造をきちんと理解して、ヘアケアに役立てましょう！

おすすめのアイテム　Le ment (ルメント) ブースターミスト 髪の導入美容液

Amazonでの購入はこちらから

記事が気に入ったら「いいね！」お願いします。

頭美人では、髪や頭についての気になる記事をご紹介！