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毛髪の構造
髪に関わる4つの結合とは?
The four bonds involved in the hair?
髪に関わる4つの結合とは?
髪の毛は、ケラチンタンパクとよばれるタンパク質からできています。
ケラチンタンパクは、多くのアミノ酸がつながったポリペプチドからできており、4つの結合によってつなげられています。4つの結合とは、水素結合、イオン結合、シスチン結合、ペプチド結合のことです。
水素結合
水素結合は、水に濡れたり、熱が加わることで結合が簡単に切れます。
ヘアスタイリングの時に髪を濡らすとやわらかくなったように感じるのは、水素結合が切れるからといわれています。
しかし、髪が乾いたり、熱がなくなった時にはまた元に戻ります。
イオン結合
次にイオン結合ですが、熱や髪の状態などによって切れたり、再結合します。髪の毛のイオン結合がもっとも安定しているのは、髪が弱酸性状態にある時です。
パーマやカラーでは、髪がアルカリ性に傾くのでイオン結合が切れて傷むことがあります。一方で、弱酸性シャンプーはイオン結合をよい状態に保てるので、髪に優しいといえます。
シスチン結合
シスチン結合は、パーマで使用する薬剤によって結合を切ったり、再度つなげたりすることができます。
パーマで使用する還元剤で結合を切り、好みのパーマをかけた後に酸化剤で再結合させます。
しかし、全て元通りに戻るわけではなく一部の結合が切れたままになることがあるので髪が傷む原因となります。
ペプチド結合
ペプチド結合は、髪の命ともいえる大事な結合です。最も基礎的な結合で、一度切れると元には戻りません。
パーマ、カラー、縮毛矯正などの繰り返しや間違ったヘアケアによりペプチド結合が切れ、枝毛や切れ毛の原因になります。
普段のケアで気を付けること
髪の4つの結合について理解すると、パーマや縮毛矯正、カラーなどはかけすぎないことがよいとわかります。
美容師と相談し、髪にダメージが少ない方法、頻度を検討するようにするとよいです。
また、日々のヘアアイロンによるスタイリングやドライヤーなども、髪の結合に影響するようです。
髪が濡れた状態で放置しない、ドライヤーは髪から離してかける、ヘアアイロンやカラー、パーマなど髪にダメージが起きやすいことをしている場合には、トリートメントなどのケアを定期的に行うなどを普段から心がけてみるとよいかもしれません。
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髪の基礎知識
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