半身浴のほうが髪には良い？ | 【頭美人】

全身浴と半身浴の違い

全身浴

全身浴は、肩まで40～41度の湯船に10分程度浸かって入浴することで、昔から日本では最も一般的な入浴法として親しまれています。

全身浴は肩までお湯に浸かる為、500キログラム以上の水圧がかかり、身体にかかる負担が大きい分、水圧マッサージの効果が得られます。

それにより、停滞しやすい下半身の血流が促されて、全身の血行が良くなります。

また、肩までお湯に浸かることは非常に気持ちよく感じられるので、疲労感を緩和させることができます。

ただし、「いきなり肩まで浸からない」「お湯から上がる時には一気に立ち上がらない」など、立ちくらみを予防するための注意が必要です。

半身浴

半身浴は、みぞおちのあたりまで38～40度の湯船に20～30分程度浸かって入浴することを数回繰り返して行います。

身体に負担がかからないこと、美容効果があることから、好む人が増えてきた入浴法です。

湯温が低いことと、みぞおちまでしかお湯に浸からないことで、心臓にかかる負担が少ない為、時間をかけてゆったりと入浴でき、リラックスすることができます。

1回湯船につかる時間は20～30分ですが、数回繰り返すため、脱水症状を予防するために水分を補給する、風邪をひかないように肩や首筋を冷やさないなどの注意が必要です。

半身浴が髪に与える効果

健康な頭皮になり、抜け毛、薄毛の予防になる

半身浴は、全身の血行を促進するので、当然頭皮の血行も良くなります。

頭皮の血行が良くなることで、頭皮に十分な栄養が行き届くようになります。そうすることで健康な頭皮になり、毛根の活動も活発になります。

毛穴の汚れを取り除ける

半身浴は時間をかけて入浴するので、頭皮の発汗も促されます。
その結果、毛穴が開くので、毛穴の汚れを取り除くことができます。

正しい半身浴の仕方

半身浴が心臓に負担をかけないのは、肩までお湯に浸からないからではなく、湯温が低いからです。

半身浴をする時は38度前後の湯温にすること、お湯に浸かる時間は1回に30分を超えないこと、入浴前、入浴中、入浴後に水分補給をすることが正しい半身浴をする為のポイントです。

また入浴前にブラッシングをした後、頭皮専用のオイルを地肌に塗り、蒸しタオルで包んでお湯に浸かり、その後シャンプーをすると、より頭皮ケアの効果が上がるので、是非試してみて下さい！

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