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毛髪の構造
美しい髪を保つために!キューティクルについて深く知ろう
To keep beautiful hair!Learn about cuticles
「キューティクル」という言葉は良く耳にしますが、具体的にどのようなものでどういった役割を果たしているのか、知らないという方も多いのではないでしょうか。
キューティクルとはいったい何なのか…
今回は、キューティクルに着目して説明していきます。
髪の毛の構造
髪の毛は大きく分けて、「メデュラ」「コルテックス」「キューティクル」の3つの部位に分かれています。
まず、髪の深部にあるのが「メデュラ」と呼ばれる部分です。
そのまわりに「コルテックス」と呼ばれる髪の内部を形づくる組織があります。
ここが髪の90%を占めます。
そして一番外側にあるのがキューティクルです。
キューティクルはうろこ状に重なり合っており、細かく見ていくと8層にも及びます。
外敵から髪内部を守るバリヤ機能の役割があります。
1枚1枚のキューティクルがキレイに整っていると、手触りもよくツヤも出ます。
しかし、ダメージを受けると1枚1枚が毛羽立ち引っかかったり、絡みやすくなり、ツヤも出ません。
枝毛や切れ毛といった症状はもちろん、パサつきやツヤ不足もキューティクル表面の毛羽立ちが原因なのです。
そのため、髪のツヤを出すためには、日頃からしっかりケアをし、1枚1枚のキューティクルを整えることが大切になります。
キューティクルのケア方法
キューティクルをケアするうえで知っておきたいことが、「キューティクルは湿度や温度が上がると開く性質を持っている」ということです。
キューティクルはバリアの役割があるため、トリートメントやコンディショナーで髪内部に保湿や栄養成分を入れようとしても、なかなか内部に浸透しません。
では、どうすればよいのでしょうか。
お風呂の後は、すぐに髪を乾かす!
髪が濡れた状態はキューティクルが開いている状態なので、せっかくトリートメントで髪内部に栄養成分を浸透させても出ていってしまうので、出来るだけ濡れている時間を短くできるよう、早めに乾かすことがおススメです。
また、髪の毛が濡れた状態は、最もキューティクルがはがれやすい状態なので、なおさら早く乾かすことが大切です。
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性質を逆手にとって活かす!
キューティクルの温まると開くという性質を逆手に取り、トリートメントやコンディショナーを髪につける前に手で温めることで、キューティクルへの栄養成分の浸透を高めることができます。
その他、髪にダメージを与えるものとしては、紫外線やタオルドライ、ブラッシングする際に生じる摩擦や熱、特に冬になると発生しやすくなる静電気などが挙げられます。
ツヤ髪の為には、ダメージが酷くなってからケアするのではなく、ダメージがまだ浅い状態からケアすることがとても大切なのです。
キューティクルのダメージ対策
対策としては、「無理なブラッシングをしない」や「ドライヤーの熱風を当てない」、さらに「温度調整をする」などです。
ドライヤーの温度に気をつける
キューティクルを正常な状態に保つには、ドライヤーの温度を体温より少し温かいくらいに抑えるのがよいとされています。
そのくらいの温度の温風で出来るだけ早く濡れた髪を乾かしましょう。
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トリートメントで髪に栄養を与える
そして、トリートメントによって、栄養をあたえることも忘れてはいけません。
トリートメントは髪に必要な栄養分を与えてくれるだけでなく、髪の表面を保護してくれます。
乾かす前に塗布するとドライヤーの熱から髪を守ってくれる効果もありますので、ぜひつけてみてください。
髪は死んだ細胞です。
自己修復機能を持たないので、キューティクルを修復すると言っても限界があります。
損傷したり剥がれ落ちてしまったりしたキューティクルは、後からいくらケアしても再生することはできません。
その為、日頃からダメージを軽減できるようなケアを大切にしていきましょう!
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