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美髪をつくるために
ダメージによって髪が細くなる?
Will my hair get thinner due to damage?
毛髪の太さの違い
毛髪の太さは、人によってそれぞれ違いがあり、種類があるということをご存知でしょうか?
下記の髪の太さ別は、毛髪を輪切りにした時に分かれる層の厚みの違いであり、目安となっています。
太い毛髪は直径0.12~0.25mm。
普通の太さの毛髪は直径0.08~0.1mm。
細い毛髪は直径0.05~0.09mm。
毛髪の構造
毛髪は、主に「キューティクル領域」、「コルテックス領域」、「メデュラ」と3つの構造になっています。
今回は、この3つの構造についてご説明していきます。
「キューティクル領域」
キューティクル領域は、キューティクルとCMC(カルボキシメチルセルロース)から構成され、毛髪全体の10~15%を占め、外的刺激から毛髪を保護する役割を担っています。
外的刺激とは、髪を櫛で梳かす時やドライヤーでブローする時などに生じる熱や摩擦の刺激の事で、毎日髪を梳かしたり、整髪料を付けたり、シャンプーしてドライヤーで乾かしたりするうちに、どうしても表面からダメージを受けてしまいがちです。
そして、カラーやパーマや縮毛矯正をする時には、薬剤が最初にキューティクルを浮かせてから毛髪内部まで薬剤が浸透するので、繰り返しカラーやパーマ、縮毛矯正をしているとキューティクルも剥がれ落ちやすくなります。
ですので、キューティクルの隙間を埋める役割のCMCも留められなくなり、キューティクルは薄く、CMCの量も減少し、年齢と共にキューティクル領域が薄くなり、毛髪の太さも細くなることがあるのです。
「コルテックス領域」
コルテックス領域は、コルテックス細胞とCMCから構成され、毛髪全体の85~90%を占め、カラーやパーマ、縮毛矯正の時に最も影響される領域です。
コルテックス細胞を埋めているのは間充物質で、その中身は、「マクロフィブリル、マトリックス、ミクロフィブリル、α-ヘリックス」という4つの構造からなり、化学反応を受けやすく、カラーやパーマ、縮毛矯正の薬剤が作用します。
健康的な毛髪は、間充物質が髪に弾力や、しなやかさを与えているため、カラーやパーマ、縮毛矯正などでダメージを受けた毛髪には、間充物質がなくなることで、艶と潤いがなくなったり、カラーの定着が悪く色落ちしやすくなったり、パーマがかかりにくくなったりします。
縮毛矯正は強い薬剤なので、ダメージによっては、枝毛や切れ毛が出来たり、断裂するくらいのダメージにも繋がります。
カラーやパーマ、縮毛矯正を繰り返ししていると、CMCがなくなってしまい、間充物質がスカスカになり、毛髪の太さも細くなることもあります。
「メデュラ」
メデュラは、太い毛髪の中心に存在し、細い毛髪にはあまり存在していません。
メデュラが存在する毛髪は芯があり、細い髪に比べてしっかりとした硬さがあり、メデュラが存在するか、しないかでも、毛髪の太さは変わると言えるでしょう。
生まれ持った髪の太さや細さもありますが、日頃のケア次第で、年齢と共に細くなる髪をケアすることも出来ます。
皆さんも正しいヘアケアを心がけて、健康的な髪を維持しましょう。
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