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くせ毛の原因と対策
日本人の髪質とクセ毛のケア方法とは
What is the Japanese hair quality and how to care for hair?
髪の成分とは
髪の主成分は爪と同じケラチンと、タンパク質であるということは耳にしたことがある方も多いと思います。
毛髪の成分はシスチン結合を多く含む、ケラチンタンパク質で構成されています。
シスチン結合は、カラーの施術やパーマ液の2剤の過剰な放置時間や、紫外線などの影響により酸化され、システイン酸へと変化します。
システイン酸が増えると毛髪は親水性に傾き、毛髪内部の成分が流出しやすくなり、手触りが悪くなる要因の1つとしてあげられています。
その他にも、毛髪は表面にも内部にも脂質が存在します。
表面にあるものは頭皮の皮脂腺から分泌された脂質で、内部にあるものはCMC(カルボキシメチルセルロース)を構成している脂質なのです。
日本人の毛髪と欧米人の毛髪の違い
日本人の毛髪は、欧米人の毛髪と比べてCMCを構成する脂質成分のうち、コレステロールが約40%しかないことが分かっており、日本人の毛髪は親水性が高く、薬剤などが浸透しやすいため、欧米人に比べてカラーやパーマなどの化学的ダメージを受けやすい傾向があります。
ですから、日本人は軟毛の髪質と硬毛の髪質のどちらも存在しますが、欧米人は軟毛が多く、エチオピアンと呼ばれる、日差しが暑い国の方の髪質は硬毛が多く、軟毛と硬毛では、毛髪の太さやキューティクルの枚数が違います。
その違いにより、カラーやパーマ剤、トリートメントなどの影響は大きく異なるのです。
軟毛はキューティクルの枚数が約6枚。普通毛は約8枚。硬毛は約10枚で、その分毛髪の太さも変わります。
日本人の毛髪の特徴とは
日本人の毛髪の特徴として、約70%がクセ毛であると言われています。
毛髪の成分であるコルテックスには、クセ毛の毛髪に存在する、「オルソコルテックス」と「パラコルテックス」と呼ばれる2種類のコルテックスが毛髪のうねりの外側と内側に分かれて存在し、2つのコルテックスの特性の違いが表れやすいため、うねりが生じます。
「オルソコルテックス」
オルソコルテックスは、うねりの外側のことを指し、吸水性が高く、膨潤性も高いため、大きく膨らみます。
「パラコルテックス」
パラコルテックスは、うねりの内側のことを指し、吸水性が低く、膨潤性も低いため、乾燥しやすく凹んだ形になるため、両極端の特性により、波状毛のクセ毛が生じてしまうのです。
クセ毛のケア方法
クセ毛をトリートメントで抑えるには、オルソコルテックスとパラコルテックスに着目した成分のトリートメントを使用すると効果的です。
クセ毛は膨張したり、乾燥したり、水分量によって左右されやすいため、お家でのケアは、水分バランスが保てる保湿効果の高いものがオススメです。
毛髪の特徴を知ることで、ケア方法も分かりやすくなるので、意識しながらケアをして、よりキレイな髪質に導きましょう。
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