白髪に効果のある漢方とは？ | 【頭美人】

東洋医学における白髪の原因とは？

古代中国を中心に発展した東洋医学の概念では、白髪は血が不足している「虚血（きょけつ）」によって起こると言われています。

つまり白髪を少なくするためには、不足している血を補えばいいのです。
そして、その虚血を改善する漢方はたくさん存在します。

例えば、四物湯（しもつとう）、当帰芍薬散（とうきしゃくやくさん）、加味逍遙散（かみしょうようさん）などがあります。

今回は、「四物湯」について簡単にお話ししていきたいと思います。

「四物湯」

四物湯はその名の通り、当帰・川きゅう・芍薬・地黄の４つの生薬が組み合わさって出来た漢方で、体の血行を良くしたり、水分を保持する役割などがあります。

これによって血の量が増えて虚血が改善され、白髪も少なくすることが出来るのです。

白髪の原因「腎」ってなに？

東洋医学において、頭髪が白髪になるもう1つの原因は「腎」が弱ることです。

この場合の腎とは腎臓のことではなく、生殖・成長・老化に関することを表した概念のことです。

この腎は、骨や脳、髪などの健康に直結しているので、腎が弱る「腎虚（じんきょ）」に陥ってしまうと白髪になってしまうのです。

腎虚を改善する漢方も多数存在します。

八味地黄丸(はちみじおうがん)や、牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)、六味地黄丸(ろくみじおうがん)などがありますが、これらに共通することは「腎陽」と言う概念と「腎陰」と言う概念のバランスを整えるということです。

腎虚というのは、「腎陽」と「腎陰」のバランスが崩れ、どちらかが不足してしまうことを言います。

その点で、上記であげた3つの漢方はこれらのバランスを整えることが出来るです。

ここまで、白髪に効く漢方とその理由について簡単にお話ししてきましたが、いかがでしたか？

こうした漢方は、専門店に行ったり、またネットでも購入することが出来ます。

ぜひ、皆さんも漢方を取り入れてツヤツヤの黒髪を取り戻してみてはいかがでしょうか。

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