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頭のツボについて
リンパドレナージュとは?
What is Lymph Drainage?
リンパドレナージュとは、リンパ液の流れを活性化して、人の身体にとって不必要な異物や老廃物を集めて排出するマッサージのテクニックです。
リンパドレナージュとは
人の体には血管が張り巡らされており、その中を流れる血液により各細胞に酸素や栄養素が届けられる一方、細胞から老廃物が血液により運び去られます。
この血管とは別に、リンパ管(リンパ系)というものがあり、その中を流れているのがリンパ液です。
血液の中に溶けている成分は、実は直接細胞に利用されるのではなく、細胞液と混ざって初めて使うことができます。
簡単に言うと、リンパ液とは細胞からリンパ管に流れ込んだ細胞液のことです。
つまり、リンパ液がなければ、私達は血液を利用できないわけです。
ですので、リンパ管を流れるリンパ液は、体中に滞ってしまっている老廃物や毒素を体外に排泄するのが役割があると言えるのです。
これらが生活習慣やストレスなどにより、流れにくくなってしまっているのです。
リンパドレナージュとは、手技によってこのリンパ系の流れを促進すること。
広義のリンパマッサージと考えていいでしょう。
リンパドレナージュの効果
では、このリンパドレナージュには、どんな効果があるのでしょう。
リンパ液は血液と個々の細胞の仲立ちをするものです。
この流れが滞ってしまうと、当然のように細胞は栄養不足になりますし、老廃物が血液に溶け込めず溜まっていくことになります。
逆に、リンパ液の流れが促進されれば、女性の悩みの一つである冷え性やむくみなどを軽減できる可能性があります。
また、体を撫でるように擦る手技ですので、精神的なリラックスも期待できます。
むくみの原因
そもそも、むくみはなぜ起こるのでしょうか?
むくみの原因は、血行不良です。
血行不良により、頭への血流が悪くなり頭皮が硬くなります。
そのまま放っておくと、余分な水分が排泄されなくなり、触った時にぶよぶよしてむくみになります。
その結果、血流が悪くなり栄養が届かず、髪の毛が細くなったり抜けてしまうのです。
心臓より高い部位である頭部は、非常にむくみやすくなっています。
特に女性の場合、頭部において約8割むくみがあると言われています。
むくみの予防対策
むくみの予防対策には、「頭皮のセルフチェック法・むくみの解消方法・むくみの予防法」の3つがあります。
今回は、それぞれについてご紹介します。
「頭皮のセルフチェック法」
頭皮のセルフチェック法は、生え際より頭頂部に向かって、2~3cmのところを親指の第二関節を強く押し当てます。
多少痛いくらい頭蓋骨にあたる感覚で押し当てます。
10秒くらい押し当てた後、へこみが出来てしばらく戻らなかった場合、むくんでいる状態であるといえます。
「むくみの解消法」
鎖骨のすぐ下の部分を、こぶしで握り親指の第二関節で擦ります。
少し痛いくらいがちょうどよいでしょう。
そして、首を左右にゆっくりとそれぞれ5回ずつ回して、耳をつまんで前後に大きく5回ゆっくり回します。
この時に重要なのが、鎖骨下からリンパマッサージを始めることです。
毒素や老廃物を回収する最終地点なので、そこが詰まってしまうと他の部位の効果を出にくくなってしまいます。
「むくみの予防法」
むくみの予防法として、全身を流れるための動力は筋肉の伸縮運動なので、毎日適度に運動することでリンパの流れを良くしてあげましょう。
リンパは全身を流れ1周するまでに、約12時間かかりますので、毎日継続して運動がすることが大切なのです。
日常的に同じ態勢で長時間いたり、パソコンなどで目を酷使してしまうと、むくみやすい状況を作ってしまいますので、適度にあった運動を生活の中に取り入れることが大切です。
リンパドレナージュの注意点
良いことずくめのようにも思えるリンパドレナージュですが、注意すべき点もあります。
リンパドレナージュには美容系と医療系があります。
日本には現在、国家資格は存在しませんが、医療系なら日本リンパドレナージ協会など、美容系なら各種のセラピスト養成団体などが独自の資格認定や講習会を行っており、それらを修了あるいは取得した人を配置しているサロンなどをチョイスすることです。
また、リンパドレナージュにはハウツー本や教則本、通信教材などもあります。
ですから、家で自分で行う人も多いのですが、マッサージは強い力をかけると効果があると錯覚しがちなもの。
しかし、リンパ管は皮膚のすぐ近くにあり、細いため、優しく撫でるだけで十分。
強すぎると、逆に痛みや肌のたるみの原因になることもあります。
さらに、肌を手のひらでこする手技のため、摩擦に注意。
行うときは、マッサージ専用のクリームやオイルを使うようにしましょう。
こすり過ぎは、くすみを引き起こすこともあります。
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