「寝る髪は育つ」育毛効果はスケジュールで決まる | 【頭美人】

睡眠は時間が長いだけでは不十分ですよ

睡眠が、育毛効果にも大きな影響を与えるということを御存じでしょうか？

睡眠には、人間の身体すべてを修復し育てるという効果があり、髪の質を良くするという働きもしています。

睡眠が人間の体に与える効果

睡眠には、深い眠りと浅い眠りがあり、睡眠中はその2種類の眠りを交互に繰り返しています。

深い眠りは、完全に脳と内臓が休んでいる状態で、脳や内臓を休息させて、心と体の疲れを回復します。

そして、血圧が下がり、心拍数も減った状態になり、身体を支える筋肉だけが働いており、成長ホルモンを分泌しています。

浅い眠りは、筋肉は休んでいる状態ですが、脳は休息せず、昼間の記憶を整理し、覚えておく為に働き続けており、ホルモンは分泌されません。

この浅い眠りと深い眠りが、ちょうどよく繰り返されることで睡眠の質が高まり、身体と心を休息させ、次の日へのコンデイションを整えています。

睡眠のスケジュールとは？

育毛、美肌、細胞の修復などの必要な成長ホルモンが分泌される時間帯に合わせて睡眠をとる必要があります。

成長ホルモンは、新陳代謝を促し、骨、筋肉、髪の毛などを育てる働きをするホルモンで、成長期に多く分泌されますが、大人になっても分泌され続けており、健康や美肌、育毛を助けています。

この成長ホルモンが、最も多く分泌される時間帯は、22時から2時の間です。

そして、成長ホルモンは、深い眠りの時にだけ分泌されるので、22時から2時の間に深い眠りに入っている必要があります。

入眠直後は、浅い眠りから睡眠が始まり、30分から1時間程度で深い眠りに突入していくので、少なくとも0時までには、就寝することが、成長ホルモンを分泌させ、育毛効果を出す育毛スケジュールということになります。

質の良い睡眠をとる方法

質の良い睡眠には、浅い眠りと深い眠りのリズムが大切で、寝つきを良くし、深い眠りに入れるようにすることが、質の良い睡眠をとる方法です。

質の良い睡眠は、育毛、美肌、バストアップと美容に良い効果をあたえるばかりではなく、人間の持つ自然治癒力、自己免疫力を高くするので、健康を維持することにもつながります。

その為には、就寝前の3時間には、食物やアルコール、カフェインの入った飲み物を摂取しないこと、22時を過ぎたら、神経を休ませる為、ゆったりと過ごすようにすることを心がけましょう。

また、ベッドルームの環境を整えることも、質の良い睡眠に繋がります。

騒音を防ぐ為に耳栓をする、外からの灯りを遮断する為に厚めのカーテンをつける、部屋が乾燥しすぎている場合は、保湿器などを使用して、快適な湿度にする、清潔な寝具、寝心地の良い寝具を使う、アロマキャンドルなど、癒し効果のあるグッズを利用し、神経を鎮めるなど、ちょっとした工夫が、質の良い睡眠に繋がります。

質の良い睡眠をとって、美しい髪を育てましょう。

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