- ヘッドスパ 頭美人 TOP
- >
- ヘアケア講座
- >
- 髪の基礎知識
- >
- 毛髪の構造
- >
- 頭皮の構造とターンオーバーについて
本ページはプロモーションが含まれています
毛髪の構造
頭皮の構造とターンオーバーについて
About the scalp structure and turnover
頭皮の構造
頭皮は沢山の層で構成されていて、1つ1つの働きが生命維持に必要な細胞分裂や代謝機能をつかさどっています。
上から表皮、真皮、皮下組織という3つの層で構成されています。
「表皮」
外的刺激からの防御作用を担っており、表皮の角質層が主な役割を果たしています。
「真皮」
弾力性があり、外部からの力を緩和し低反発枕のような役割を果たしています。
「皮下組織」
断熱効果があり、外部からの熱を遮断する役割を果たしています。皮下組織には毛球部があり、毛細血管から毛乳頭細胞へ栄養を与えています。
表皮の構造
表皮も細かく分けて、4つの層から構成されています。
上から、角質層、顆粒層、有棘層、基底層となっており、細胞分裂を繰り返して下から上へと押し上げて、表面の角質層が少しずつ剥げ落ちていくのが「ターンオーバー」と呼ばれています。
表皮の基底層で分裂した細胞が有棘層、顆粒層、角質層へと移動することで、頭皮の代謝機能が働いて、基底層から角質層まで剥がれ落ちるまでの過程を「角化」と呼びます。
健康的なターンオーバー周期は通常約28日間です。
睡眠不足や生活の不規則化やストレス、血行不良や栄養不足、季節の変わり目などで皮脂の過剰分泌や頭皮の乾燥化が原因となって、周期が乱れて角化異常となりフケなどを発生させます。
また年齢とともに、ターンオーバー周期が長期化します。
そして、ターンオーバーが長期化すると古い角質が表皮に残り、正常に起こるはずのターンオーバーの邪魔をして悪循環となるのです。
ターンオーバーを正常に戻すためには
ターンオーバーを正常に戻すためには、良質な睡眠を取ることが1番と言われています。
何故なら、ターンオーバーは寝ている間に行われるからです。
特に午後22時~午前2時をゴールデンタイムと呼び、最も成長ホルモンが分泌される時間帯なので、その時間に質の良い睡眠を取ることをオススメします。
「良質な睡眠」
理想の睡眠時間は、一般的には7時間半と言われています。
夜の22時から寝始めて朝5時半に起きるという規則正しい生活は、仕事をしていたり、学生さんでも中々難しいかもしれませんが、美容のためには出来ることなら早寝早起きを心掛けるようにしましょう!
頭皮の構造をきちんと理解することで、美しい髪を手に入れましょう!
おすすめのアイテム ネムラボ バレリアン サプリ
記事が気に入ったら「いいね!」お願いします。
頭美人では、髪や頭についての気になる記事をご紹介!
髪の基礎知識
髪の基礎知識