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ヘアアイロンについて
アイロンとパーマってどっちが傷むの?
Which is more damaging to hair, iron or perm?
ストレートな髪にクセを付けたい場合は、パーマをかけるかヘアアイロンでクセ付けをするのが有効です。
どちらもブラッシングのみで付けたクセより、かなりしっかりとしたクセ付けが可能です。
しかし、パーマもヘアアイロンも共通のデメリットがあります。
それはどちらも髪を傷ませてしまうことです。
パーマとアイロンによる髪の傷みの違い
パーマは薬剤による傷みで、アイロンは熱による痛みです。
髪を傷ませてしまう原因は違いますが、結果として髪を傷めるのは同じです。ではパーマとヘアアイロン、より髪が傷むのはどちらなのでしょうか?
言い換えれば、どちらの方が髪の傷みが少なくて済むのでしょうか?
パーマで髪が傷む理由
パーマは、まず髪を専用のロットで巻いて固定し薬剤をつけることで、ロットを巻いた方向に髪が曲がりクセがつきます。
ではなぜ薬剤をつけると髪が曲がるのでしょうか?
パーマの薬剤は1剤と2剤の2種類があります。
まず1剤を髪に付けると、髪のキューティクルが開きます。
次に2剤を付けると髪の内部に薬剤が浸透し、タンパク質を一度断ち切り、繋ぎ直します。
ロットで巻いた状態でタンパク質を繋ぎ直すため、真っ直ぐだった髪がロットに沿うように曲がるということです。
つまりパーマは髪にキューティクルをこじ開け、タンパク質を断ち切るということです。これでは髪が傷むのも当然ですね。
キューティクルが開く過程で髪のタンパク質と水分は流れ出て、タンパク質と水分の不足した髪になってしまいます。
アイロンで髪が傷む理由
アイロンで髪が傷む理由は上記のパーマほど複雑ではありません。
髪のタンパク質は熱に弱く、あまり高温を長い時間当てすぎると変質してしまいます。
さらに髪は水分を含んでおり、アイロンの熱で髪の水分が蒸発してしまい、水分不足の状態になります。
髪の水分とタンパク質が影響を受けるという点はパーマと同じです。
キューティクルを壊すパーマの方が髪の傷みは大きくなります
パーマもヘアアイロンも髪を水分不足にして、タンパク質を変質させてしまい、結果として髪を傷ませてしまいます。
ただ、パーマのほうは、薬剤で髪を保護するキューティクルを無理やりこじ開けてしまうという作用があります。
髪の水分不足とタンパク質の変質に加え、キューティクルを壊してしまう分、パーマのほうが髪を傷ませる作用は深刻ということがいえます。
ですので、髪が傷んでる時にパーマをかけたい場合は、美容師にしっかり相談しましょう。
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