髪を洗う向きってあるの？ | 【頭美人】

毎日何気なく行なっている洗髪。
髪を洗うとき、手で髪をかき混ぜるように洗うのが一般的です。

しかし、実は髪を洗う際に一定の方向に流すように、髪を根元から起こすように洗う方が、髪や毛穴の皮脂汚れが効率よく落ちるため、正しい髪の洗い方といえるのです。

シャンプーはよく泡立てて、最初は頭皮をしっかり洗う

まずシャンプーですが、シャンプーのボトルをプッシュして手に取り、それを直接髪につけるよりは、ある程度手の中で泡立てる方がより洗浄力がアップします。

先に泡立てた方が、液状よりも髪にしっかりつくというメリットもあります。

洗髪は髪を洗うと同時に、頭皮の毛穴の汚れを洗い流すのが大切な目的です。

そのため、まずはシャンプーを頭皮全体につけて、頭皮を指の指紋部分や第二関節部分で洗います。

この時に、爪を立てるようにしないことが大切です。

髪は根元から、下から上へ流すように洗う

特に何も考えずに洗髪する人はまず頭頂部にシャンプーをつけ、上から下への方向で洗う人が多いのではないでしょうか？

実際に正しい髪の洗い方は逆で、髪の根元から毛先へ、下から上へ持ち上がるような方向洗います。

つまり正しい髪の洗い方は、髪をかき上げるように洗うイメージです。

おでこから頭頂部に向かって頭皮をこするように洗い、サイドは耳まわりから頭頂部に、後頭部から頭頂部に向かう方向で洗うのが、効率よく頭皮の皮脂を洗い落とすことが出来ます。

これは男性の場合なら、髭を逆剃りするような感じ、といえばイメージしやすいです。
髪を洗う際に最も意識するべきなのは、頭皮の毛穴に詰まった皮脂の汚れを落とすことです。

そのためには、頭皮を下から上へなぞるように洗います。

つまり髪の毛を根元から起こすように洗い、指先で頭皮の毛穴を押し、毛穴の皮脂をプニュッと押し出すようなイメージです。

美容室の洗髪のように仰向け状態で洗うのがベスト

美容室で洗髪をする際、多くのサロンは仰向けに寝た状態で髪を洗います。

髪を洗うのはうつ伏せでも問題ないように思えますが、仰向けにした方が、上記で解説したような、髪を根元から起こすように洗うやり方がやりやすいのです。

自宅で洗う場合、うつ伏せで洗う人がほとんどだと思いますが、出来ることなら上を向いて、仰向けで洗う状態に近い形で、洗うのがおすすめです。

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