プールで髪が茶色くなる原因 | 【頭美人】

プールで髪が茶色くなる原因

プールに入ることによって髪が茶色くなるのは、プールに入れられている塩素が原因です。

プールは多くの人が利用するため、感染症の危険性があります。

そして感染症を防ぐために、プールには0.4mg/L～1.0mg/L程度の塩素が配合されています。

塩素によって髪が茶色くなるのは、塩素の漂白作用によってキューティクルが溶けてしまうことが原因です。

このようなプールが原因で茶髪になるケースは、年間を通して繰り返しプールに入り続けた場合です。

年に数回入る程度では茶髪になることはありません。

しかしプールに含まれる塩素は髪を確実に傷つけますので、プール後は適切なヘアケアが必要になります。

また塩素による髪への影響は、カラーリングしている髪の退色にも関係しており、プールによく入る方は退色が早まります。

プールの前のヘアケア方法

プールに入る前にしっかりと対策をすることで、塩素によるダメージを抑えることができます。

まず一つ目の対策として、プールに入る前にシャワーで髪を濡らしておくことです。

なぜ事前に髪を濡らすのかというと、髪は乾いた状態だとより水を吸収しやすくなるからです。

先に髪に水を含ませておくことで、プールの水の侵入を予防します。

二つ目はキャップによる髪の保護です。
メッシュタイプとシリコンタイプの二つのキャップを併用することが、最も高い防水効果が期待できます。

まずメッシュタイプをかぶり、ゴーグルをつけます。その上からシリコンタイプをかぶると高い密着度が得られます。

プールの後のヘアケア方法

プールの水で髪を傷つけないためには、プールからあがったらすぐに髪を洗い流しましょう。

シャンプーで洗う前に、お湯洗いで塩素を落としてからシャンプーで洗うと良いです。

またプール後の髪は潤いが損なわれていますので、保湿効果が得られるシャンプーを使うのがより良いケア方法になります。

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プールによってはシャンプーが禁止されているところもあります。その場合は応急処置としてレモン水をシャンプー代わりにして洗う方法があります。

レモン水を使う理由は、プールの水によってアルカリ性になった髪を酸性に戻すためです。

分量としては500mlの水に小さじ1杯のレモン汁を加えてください。

プール前とプール後、しっかり対策をして、髪の傷みを抑えましょう！

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