制汗剤は髪に使うことが出来るの？ | 【頭美人】

髪や頭皮に汗をかくことは、「スタイリング崩れ」「ベタつき」「臭い」など多くのデメリットが生じます。

ですので、頭部の発汗に困っている方も多いと思います。

頭部以外の汗をかきやすい箇所には、制汗剤による予防が効果を発揮するのですが、頭部の場合はどうなのでしょうか。

制汗剤は髪に使うことが出来るの？

結論から言うと、髪に制汗剤を使うことは適していません。
その理由には、大きく「見た目の問題」と「頭皮トラブル」があります。

見た目の問題

制汗剤には、スプレータイプやクリームタイプなど複数のものがあります。

ですがスプレータイプは、髪に使うと白い粉がふいてしまうため、見た目が非常に悪くなってしまいます。

またクリームタイプはベタつきがあるため、きれいにスタイリングすることができません。

汗を抑える大きな目的にはスタイリング崩れを防ぐことがあります。ですが制汗剤を使うことは見た目にも問題が生じます。

頭皮トラブル

頭皮は他の皮膚と比べても敏感なため、異物が付着すると頭皮のトラブルが生じる可能性があります。

「かゆみ」や「かぶれ」などの症状が出る場合もありますので、肌が敏感な方は特に注意が必要になります。

制汗剤以外で、簡単に爽快感を与える方法

汗は体温の上がりすぎを抑えるために分泌されます。ですので、体温の上昇を抑えることは、汗の量を減らすことにつながります。

身体の中でも、リンパ筋が特に敏感に体温に反応します。

またリンパ筋を冷やすことは、身体中のリンパ液と血液を冷やすことにもつながるので、汗を抑えるためにはこのリンパ筋を冷やすことが効果的です。

リンパ筋は、「首の後ろ」「鎖骨の下」「脇」「太ももの付け根」「膝裏」「手首」「肘の内側」などにあります。

これらを冷却シートや濡れタオル、冷えたペットボトルなどで冷やすと体温が下がり、汗を抑えることができます。

それでも汗が止まらない場合

汗をかくことは代謝が活発である証拠ですが、過剰にかきすぎる場合は健康面に問題があるのかもしれません。

また汗の分泌は、ストレスや緊張などの精神面とも深く関わっています。

そのため汗を抑えるには、体質改善やメンタルケアなども必要になる場合もありますので、大量の発汗が改善されない場合は医療機関に相談してみてください。

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