頭皮の痛みを感じるときは、皮膚科に行った方が良いの？ | 【頭美人】

頭皮の痛みにはさまざまな原因があるため、自己流の治療をするのは危険です。

頭皮の痛みといえば皮膚科で治療を行うのが一般的ですが、実は例外もあります。

今回は、頭皮の痛みの種類と治療法を解説します。

どんな時に頭皮が痛むのか？

頭皮に痛みが感じられる場合、さまざまな理由が考えられます。

頭皮の痛みの治療法は、症状によって「皮膚科に行くべき頭皮の痛み」ものと、「皮膚科以外へ行くべき頭皮の痛み」ものとに、分けることができます。

皮膚科に行くべき頭皮の痛みとは？

皮膚科に行くべき頭皮の痛みには、「頭皮の日焼け」「乾燥肌」「皮膚炎」「頭皮ニキビ」などがあります。

頭皮の日焼け

紫外線の刺激によって、頭皮がダメージを受けたことによって生じる痛みです。

痛みはヒリヒリしたもので、特に頭皮がむき出しになっている分け目に出やすい痛みです。

乾燥肌

乾燥肌による痛みは、痒みも伴う場合が多いです。

また、フケが多く出ている場合も、乾燥肌が原因の痛みの場合が多いです。

皮膚炎

皮膚炎には、雑菌が原因の皮膚炎と、アレルギー性の皮膚炎があります。

共に薬物療法が効果的ですので、治療には、皮膚科で処方される内服薬や外用薬が用いられます。

頭皮ニキビ

頭皮は、ニキビができやすい場所です。

頭皮を触ったときに膨らみが見つかった場合は、頭皮ニキビの可能性が高いです。

頭皮ニキビも、皮膚炎と同様に薬物療法で治療します。

その他（皮膚科以外）の頭皮の痛みにはどう対応すれば良いのか？

外部からの刺激によって生じた頭皮の痛みは、皮膚科で治療をおこないます。

しかし、身体の内側から生じる頭皮の痛みは、皮膚科以外で治療をおこないます。

身体の内側から生じる頭皮の痛みには、頭皮神経痛があげられます。
この頭皮神経痛は、頭皮に偏頭痛のような痛みを伴う神経痛のことで、ストレスや疲労など様々な原因が考えられます。

このように、皮膚の刺激による痛みでは無いため、頭皮神経痛は皮膚科で原因を調べることが難しくなります。

ですので、頭皮神経痛の場合は、脳神経外科での診察が適切だと考えられます。

頭皮神経痛は、早期に治療が完了する場合もありますが、慢性化する危険性もあります。

痛みを感じたら放置しておかないで、病院で診察を受けるようにしましょう。

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