- ヘッドスパ 頭美人 TOP
- >
- ヘアケア講座
- >
- 日常のトラブル
- >
- ドライヤーについて
- >
- 自然乾燥は髪に良いの?悪いの?
本ページはプロモーションが含まれています
ドライヤーについて
自然乾燥は髪に良いの?悪いの?
No natural drying is good for the hair? Wrong?
自然乾燥は一見髪に良さそうですが実際はどうなのでしょうか??
シャンプーをした後、ドライヤーを使わずに乾かすことを自然乾燥と言います。
「ドライヤーの熱は、髪に悪そうだから」、「面倒くさいから」といった理由から、自然乾燥をしている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は自然乾燥とドライヤーのメリット・デメリットと傷みにくい髪の乾かし方をご紹介します!
目次
自然乾燥の良いところ
ドライヤーをする手間がかからないので、自由な時間が過ごせるメリットがあります。
特に、長い髪をドライヤーで乾かそうとすると、時間がかかってしまうので随分と助かりますね。
忙しいママにとってはドライヤーをかける時間も惜しいものです。
ですので、自然乾燥とは関係のない話になってしまいますが、忙しいママさんはショートカットやボブなど短めのヘアスタイルがオススメ。
髪の毛が短いと、ドライヤーの時間も短縮することができますし、朝のスタイリングの時間も短縮することができるため、髪の毛にかけるトータル時間を大幅に短縮することができます。
ドライヤーの熱のあて過ぎは、髪のパサつきにつながります。一方、自然乾燥だと髪を乾燥させ過ぎる心配はありません。
また、ドライヤーの熱は、せっかくのパーマやカラーが取れやすくなる原因となります。
自然乾燥ではその心配がありません。
さらに、ドライヤーは意外と電力を使うのに対し、自然乾燥は電気代がかからないという経済的な利点もあります。
自然乾燥の悪いところ
髪には常在菌が潜んでいるため、濡れている状態が続くと雑菌が繁殖してしまい、においやかゆみの元になります。
さらに、髪を濡らしたまま寝てしまうと枕と髪が接触している部分は湿度が高まるため、より菌が繁殖しやすくなってしまいます。
髪が傷みやすくなる
また、濡れた髪は、キューティクルが開いたままになっています。「キューティクル」とは、髪の表面を覆っている魚のうろこ状の組織を指します。
開いた状態のキューティクルは、はがれ落ちやすく、またブラッシングなどで簡単に傷つきます。
そのため、例えば半乾きの状態でブラッシングや、そのまま寝て枕に頭をあててしまうと、摩擦によりキューティクルが剥がれて傷ついてしまうことがあります。
(パサつきや枝毛の原因にもなります)
また、高価なシャンプーやトリートメントをお使いの方は、特に意識して欲しいポイントがあります。
キューティクルが開いている状態は、せっかく髪の中に入れた髪の毛を補修するための栄養分が外に出ていってしまうことに他なりません。
シャンプーやトリートメントは意識しているけど、髪の毛は自然乾燥させているという状況は、お金の面でも髪の毛の状態の面でも勿体ないことなのです。
ツヤのあるキレイな髪は、このキューティクルもキレイで傷んでいません。
「髪が濡れている時間」=「キューティクルが開いている時間」ですので、ドライヤーに比べ自然乾燥だと、キューティクルが傷む危険に長時間さらされる結果となります。
寝癖がつきやすくなる
髪には、タンパク質の「水素結合」というものがあり、乾いた時に結合されて髪の形が決まります。
したがって、中途半端に濡れた状態で寝てしまうと、朝起きた時に変な寝癖がついてしまうというわけです。
薄毛の原因を誘発してしまう
髪が濡れたままだと、頭は冷えてしまい頭皮の血行が悪くなります。
発毛には、頭皮の血行が重要です。したがって、血行が悪くなると薄毛の原因になる可能性があります。
血行促進におすすめの育毛剤 スカルプD
フケ発生の原因になってしまう
冒頭でも書いている通り、髪の毛や頭皮が湿った状態が続くことで、頭皮の雑菌が繁殖しやすい状態になってしまいます。
すると、頭皮のターンオーバーのリズムが大きく崩れてしまい、フケがでやすくなってしまうというわけです。
フケが発生してしまう原因の全てが自然乾燥させているから、というわけではありませんが、現在フケの発生で悩まれている方であれば、自然乾燥させるのはやめた方がいいでしょう。
フケにおすすめのシャンプー コラージュフルフル ネクストシャンプー
ドライヤーで髪を乾かすデメリット
では、ドライヤーを使って髪を乾かすことにはどのようなデメリットがあるのでしょうか?
ドライヤーのデメリットとしてまず頭に浮かぶのは、「めんどくさい」ということですよね。
また、髪は熱に弱いという性質があり、髪を傷めてしまうかもしれないというデメリットもあります。
特に髪の長い方は、長時間ドライヤーをあてすぎる事により、髪の水分が必要以上に奪われ、パサパサになってしまう可能性もあります。
髪が短い方であっても、頭皮にあてすぎると、髪ではなく頭皮の乾燥に繋がり、結果的に髪のトラブルをまねく可能性があります。
ドライヤーで髪を乾かすメリット
髪は熱に弱いからドライヤーを使いたくない、という自然乾燥派の方も多いと思います。
確かに髪が熱に弱いのは事実です。そのためドライヤーで乾燥する時はドライヤーを近づけすぎないように、出来るだけドライヤーを動かし続けるように、という点に気を付けて使うべきです。
逆にいえば、それさえ守ればドライヤーの熱による心配はほとんどありません。髪の扱いのプロであるヘアデザイナーはほぼ100%、ドライヤーを仕事で用います。
髪は濡れている状態だとなにかと髪を傷める要因が増えるため、出来ることなら洗髪後は速やかにドライヤーで乾かすべきです。
キューティクルを正常な状態に戻せる
髪の毛が濡れている時は、表面のキューティクルが開いていて傷みやすい状態です。
開いた状態のままでいると、髪の内部の栄養が出てしまいキューティクルが剥がれ落ちてしまいます。
早めにドライヤーでしっかり乾かすことで、キューティクルを正常な状態に戻すことができます。
寝癖がつきにくい
朝起きたらへんな寝癖がついていて困ることもありますね。それは、夜しっかり髪を乾かしていない証拠です。
髪は、髪が乾く際に水素結合が起こる事で、形が決まります。
そのため、しっかり夜に乾かしておけば翌朝の寝癖の心配もしなくてすみます。
地肌が健康に
頭皮(地肌)をきちんと乾かすことによって、頭皮トラブルや臭いの原因を作る雑菌の繁殖を防ぐことができます。しっかり根元から乾かして、地肌と髪の健康を保ちましょう。
普段完全に髪を乾かしていないという方は、このように髪や頭皮のトラブルが起こる前に、しっかり乾かして健康な髪を保つようにしてください!
自然乾燥とドライヤーどちらがいいの?
ここまで、自然乾燥とドライヤーのメリット・デメリットを見てきました。
では、どちらの方がいいのでしょうか?
自然乾燥によって予想される様々なトラブルはなかなか避けられませんが、ドライヤーを使うことによるデメリットは少し工夫すれば解消することができ、また自然乾燥のメリットはドライヤーを使う場合でも場合によっては得られます。
ですので、ドライヤーを使う方が圧倒的におすすめです!
おすすめのドライヤーDrhob
効果的な髪の乾かし方
水分を沢山含んだ髪をいきなり乾かすのはNG
ただ、髪が水分をたくさん含んだ状態でいきなりドライヤーをかけることは実はNGなのです。
水分をたくさん含んだ髪はキューティクルの層の間に水分子を多く挟んでいることになります。
この水分を多く挟んだままのキューティクルにドライヤーで温風をあびせると、キューティクルが割れてしまうのです。
きちんと乾かしているのに何故か毛先が堅くなる、枝毛が増えるとお悩みの方は一度タオルドライのやり方を見直してみてください。
正しいタオルドライの仕方
ドライヤーを使う際に、その前にタオルドライもとても重要ですので、正しいタオルドライの方法をご説明します。
普段の習慣で何気なく行っていることが、実は髪を傷める原因になっているかもしれません。
まず髪を洗い終わった後タオルで髪の水分を取り除くのですが、力任せに髪を扱ってはいないでしょうか。
ゴシゴシこすると早く髪が乾くように思いがちですが、これは大きな間違いです。
濡れたままの髪はとてもデリケートなので、すこしの摩擦でも切れたり傷んでしまったりするのです。
タオルドライのコツ
コツは、髪とタオルの間の空気をかき混ぜるような感覚で行うことです。
タオルを持った手をお椀型にして頭全体を優しく包み、シェイクするように髪の根元の水分を重点的にふき取ります。
根元の水分が取れたら、次は毛先の水分をタオルに移し替えるような感覚で、毛先をタオルで挟みポンポンと叩きます。
こうすることで、髪全体の水分を効果的に取り除くことが出来ます。
さらに使うタオルに関していえば、吸水力の高い速乾タオルと言われるタオルを使うと、より髪の毛に優しいタオルドライをすることができます。
髪の毛に気を使っている方はぜひ試してみて下さい。
タオルドライにおすすめの速乾タオル 大阪泉州タオル
また、タオルドライをしたあとには、洗い流さないトリートメントをしっかりと付けるようにしましょう。
タオルドライをしたあとなので、髪の毛が半乾きの状態だと思いますが、この状態はキューティクルが開いている状態なので、洗い流さないトリートメントをつけることによって髪の毛の表面をコーティングすることができます。
これをすることによってドライヤーをする時に受けるダメージを抑えることができます。
正しいドライヤーの使い方
タオルドライである程度、水分がなくなったらドライヤーの登場です。
ドライヤーを使う際の注意点・コツは、
- ドライヤーを近づけすぎないようにすること
- 出来るだけドライヤーを動かし続けること
- 最初はドライヤーの熱が根元に行くようにすること
- 最後は冷風で仕上げる。
の4つです。
この4点を注意することで、ドライヤーの熱で髪が傷んでしまう可能性は格段に減ります。
根元がしっかり乾けば、毛先は乾きやすいので、仕上げに軽くドライヤーで髪全体をセットすれば終了です。
できるだけ、ドライヤーの熱が髪にあたる時間を短くすることがポイントです。
実際、髪の扱いのプロであるヘアデザイナーもドライヤーを使っているのは、こうしたコツを意識することで、髪が傷む心配はほとんどなくなるからですよ。
また、髪の毛を乾かした後は冷風で仕上げるようにすることがオススメ。
手間にはなってしまいますが、ドライヤーの温風で熱くなった髪の毛を冷やすことができ、冷やすことでキューティクルが引き締まります。
このひと手間を加えることで、髪の毛の痛みを防いでツヤ髪に近づくことができます。
ドライヤーの熱から守るおすすめアイテム ツバキ油の洗い流さないトリートメント
下記ページで紹介しているような方法をつかえば、早く髪を乾かすことができ、めんどくささを軽減することも出来ますよ。
関連記事
濡れた髪にNGな行動とは
髪が濡れたままの状態でやってしまうと髪に良くないことがいくつかあるので注意が必要です。
ブラッシングは髪が濡れた状態では厳禁
洗髪後に髪をブラッシングするのはキレイな髪を保つためにも大事な習慣ですが、髪が濡れた状態でブラシをかけるのは髪を傷める原因となります。
髪が濡れているとブラッシングの通りが悪くなり、ブラシが髪にひっかかってしまいます。
この抵抗が髪を傷めてしまう原因となるためブラッシングは髪が乾いている時に行うべきです。
このように、NG行動を避けて、自然乾燥とドライヤーのいいとこ取りをすれば、いつもキレイな髪でいられます。
効果的にタオルとドライヤーを使う事で、自然乾燥をやめるようにしましょう!
記事が気に入ったら「いいね!」お願いします。
頭美人では、髪や頭についての気になる記事をご紹介!
日常のトラブル
日常のトラブル