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ドライヤーについて
髪の毛の正しい乾かし方や注意事項
How to dry your hair
洗髪後、濡れたままの状態は、頭皮の環境を壊す原因になります。
”常在菌”を誰しもが持っていますが、生乾きのままだと菌が増殖し、活動力を向上させます。
また、濡れたままでは、髪を覆う皮質の層、つまりバリア機能であるキューティクルも開いたままになり、髪に刺激を与えてしまいます。
かゆみが生じたり、人によってはフケも出たりとデメリットしかありません。
洗髪後は清潔なタオルで水分をとってあげて、ドライヤーを使って頭皮全体をしっかりドライしましょう。
ですので、今回は髪の毛の正しい乾かし方をご紹介します。
正しい乾かし方
髪の毛をできるだけ早く乾かすには、まずタオルドライをきちんとすることです。
優しくタオルで撫でる
頭皮に残る余分な水分は、タオルでふき取ってあげることが大切です。
タオルで水気を取ってあげることで、ドライヤーの使用時間を最小限に抑え、髪の傷みを軽減することができます。
髪の毛を手のひらではさむように水を切り、ドライタオルで髪を包むように優しく拭き取っていきます。
力いっぱい拭き取ろうとすると、水分を含んでしなやかになった毛先やキューティクルが傷んでしまうので控えましょう。
おすすめのタオル ハホニコ ヘアドライマイクロファイバータオル
髪をすこし持ち上げる
ドライヤーは約15cm程度距離を置いて、乾きにくい髪の根元付近へ風を送ってあげます。
コツとして、温かい風と冷たい風を交互に送ることで、キューティクルが閉じ、保温力が持続し、髪の毛のまとまりを生みます。
気を付けてほしいのが、60℃を超える熱風は髪のたんぱく質を分解し、余計に傷める結果になるので注意が必要です。
また、吸水性のいいタオルで髪の毛を拭きながら、毛髪とドライヤーの間に温風を吹き込むようにすれば、びっくりするほど早く乾かすことができます。
ただし、ゴシゴシ擦りすぎるのは、NGです。
ドライヤー選びも重要
ドライヤー選びも注意が必要です。
熱風の温度が高くなりすぎるものは、髪の毛のタンパク質を傷めてしまいますので、できれば温度より風量の大きい製品をチョイスしましょう。
おすすめのアイテム アイリスオーヤマ MiCOLA(ミコラ) ドライヤー
髪を乾かす時の注意事項
乾かすときの注意点は、まずは髪の毛の根元が立ち上がるようにドライすること。
よく髪の毛を上からなでるようにする人がいますが、これでは中にある毛髪に温風が行き届かず、湿気がこもってしまいます。
また、抑えるようにすると、反動で毛先が反り返り、外はねの変な癖がつくこともあります。
さらに、乾かす順番としては、前髪が一番先です。
それから頭頂部、襟足、耳元などと移動し、特に乾きにくい襟足と耳元は念入りにドライしましょう。
つまり、毛髪1本1本は根元から毛先へ、頭全体の部位としては前髪から後ろ・横方向へということになります。
また、パサつきが特に気になる場合は、乾かす前と後にオイルを軽くなじませるといいでしょう。
髪を乾かす方法が間違っている場合の髪や頭皮への影響
加熱しすぎや過乾燥(ハードドライ)は絶対にダメです。
髪の毛はタンパク質であり、熱にはとても弱いもの。一度熱変性してしまうと、基本的に修復することは不可能です。
また、温風は毛髪の表面のキューティクルを浮き上がらせ、中のタンパク質は水分が抜ける原因になります。
そうすると、枝毛や切れ毛、パサつきにつながることがあります。
さらに、頭皮にも悪影響が。
冬場の乾燥した空気で肌が荒れるのと同じで、乾燥させすぎは頭皮トラブルの要因の一つ。
乾燥させすぎると、薄毛や脱毛を引き起こす可能性があります。
十分乾かす。でも、やりすぎもダメ。
ドライヤーを使った後は、冷風機能で毛髪と頭皮をクールダウンさせる癖をつけてくださいね。
自然乾燥は今日で卒業
ドライヤーで乾かすのが面倒だからと、生乾きや自然乾燥にしてしまうのは、髪にとってマイナスでしかありません。
自然乾燥だと髪から必要以上に水分が失われ、その結果、髪がパサつき、さらに頭皮の乾燥をも進めることにもなります。
今日からお風呂上りはタオルで優しく拭き取り、ドライヤーを使いこなして、髪に優しい乾かし方をしてあげてくださいね。
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