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髪が生えるメカニズム
髪の毛は回転して生えている
Hair is rotating when hair grows.
髪の毛は回転して生えている
髪の毛は回転して生えていることを、皆さんご存知でしたでしょうか?
回転しながら生えるため、ネジのようなイメージで毛根から毛が出ていきます。
外へ生え出た瞬間に髪は固まり、クセがつくようなイメージです。
髪の毛を切って、その断面を顕微鏡でのぞくと、その髪の毛が綺麗な円形であると直毛に、楕円形だとクセ毛になります。
回転して生えているから、楕円形だとねじれていくんですね。
このようなクセ毛の髪質の方の場合は、縮毛矯正やパーマでクセをコントロールしようとしても、効果は一時的です。
回転して生えているので、三日後には違う方向のクセになってしまうのです。
この知識がない美容師が上記方法を使って、「毛流れを変えるパーマをしています。」というのは、非常に違和感があります。
サロンで出来るクセ毛対策
そこで抜本的に毛流れを解決してくれる方法が、スライドカットやグラデーションセニング、2セクションカットになります。
回転して生えるためにクセ毛になる髪質の方への対策は、カットが有効です。
髪の毛の中間から毛先のカットの形が大切なのです。
そして、2セクションカットという技法がかなり効果的です。
2セクションカットとは
頭をブロック分けしてカットする際に、セクション(ブロック分け)を二つに分けて、その二つの長さをつなげて切らないカット方法です。
よくあるのが、「ショートボブ」の2セクションカットです。
9割のお客様がこのカット方法によって、ハンドドライで内巻きになります。
その方法とは耳下の襟足部分をカットした後に、その上の全て(耳上)の部分を襟足部分よりも1センチ長くカットします。
これだけではないですが、シンプルにいうとそれだけで内巻きになってしまいます。
縮毛矯正の場合
縮毛矯正でも内巻きにアイロンして、カットでも内巻きに入るようにしています。
髪は回転して生えているので、縮毛矯正でCカールのクセをつけてもカットが伴われなければいけませんが、Cカールがクセづいていないと、カットの効果も半減してしまうのです。
縮毛矯正で内巻きにするコツは、縮毛矯正アイロンしてから2剤塗布前にカットをして、カットが9割完了している状態でもう一度アイロンでCカールを入れて、2剤をつけることにあります。
この方法は、指名の多い美容師は多く実施していますので、いつもお願いしている美容師さんはどうなのか確認してみましょうね。
クセでお悩みのお客様は、知識の豊富な美容師を指名しましょう。
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