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白髪の原因と対策
白髪の“生える場所”と体調は関係ある?
The condition where gray hair grows is related! What?
「場所で体調がわかる」は本当?
白髪は加齢や遺伝にくわえ、酸化ストレスや生活習慣、病気など複数の要因が重なって起こります。
一部では「生える場所で内臓の不調がわかる」と語られますが、現代医学で部位と特定臓器を一対一で結びつける明確な根拠は限られます。
一方で、ストレスによる交感神経の過活動や酸化ストレスが色素細胞の働きを弱らせる背景は研究で示されています。
つまり、場所だけで体調を断定するのではなく、全身要因と日々の習慣を見直す視点が大切です。
白髪の“生える場所”が偏る理由
分け目・頭頂部:紫外線と露出
分け目や頭頂部は日光を受けやすく、紫外線による酸化ダメージが蓄積しやすい場所です。
同じ分け目を固定すると、そのラインに刺激や乾燥、血行の偏りが生じ、白髪が目立つことがあります。
帽子や日傘、頭皮用UVスプレー、分け目をローテーションする習慣で負担を分散しましょう。
生え際・こめかみ:牽引・眼精疲労・習慣
きついポニーテールや前髪を強く引っ張るスタイルは、毛包周りの負担を増やします。
こめかみは表情筋や咬筋とも近く、長時間の画面作業や噛みしめ癖で周辺がこわばると、血行が落ちて白髪が目立つことがあります。
就寝前の画面時間を短くし、結び目の位置・強さを日替わりで変え、側頭部は優しくほぐしましょう。
耳まわり:皮膚炎や口腔トラブルの影響は?
耳まわりのかゆみやフケ、外耳炎、マスクや眼鏡の当たりなど“局所刺激”が続くと、その周辺で目立つことがあります。
「耳の近く=必ず歯や歯茎の病気」という決めつけはできませんが、口内トラブルや歯ぎしりが強い人は頬〜こめかみの緊張が強まりやすいので、歯科や生活習慣の見直しも役立ちます。
繰り返すかゆみや湿疹がある場合は皮膚科で評価を受けましょう。
場所×体調の“本当に気をつけたい”サイン
若い年代の白髪が急に増えた
甲状腺機能の異常、ビタミンB12不足による悪性貧血、自己免疫(白斑や円形脱毛症)などが隠れていることがあります。
動悸やだるさ、冷え、しびれ、皮膚の白い斑、急な抜け毛など全身症状があれば受診しましょう。
斑状に白い毛が固まっている
頭皮や眉・まつ毛に“斑”として白毛が出る場合は、ポリオーシス(限局性の白毛)や白斑など皮膚科領域の評価が有用です。
皮疹や色の抜けがある、急に広がるといった変化は写真に残して受診時に見せると伝わりやすいですよ。
ストレスが強く、睡眠が崩れている
強いストレスは交感神経を過度に働かせ、色素細胞の元となる幹細胞の枯渇を招くことが示されています。
眠りやリズムを整えるだけでも、白髪の“進み方”をゆるやかにできる手がかりになります。
今日からできる「場所別セルフ対策」
1. 分け目・頭頂部対策
分け目は週に数回変える、外出時は帽子や日傘、屋内でも直射が強い窓辺では頭皮用UVケアを。
ドライヤーは近づけすぎず、熱の当てすぎを避けます。
ヘアカラーはリタッチ中心にし、頭皮に薬剤をつけない塗布を美容師と相談しましょう。
2. 生え際・こめかみ対策
結ぶ日はテンション弱めにし、結ばない日を作る。
長時間の画面作業は「20分作業+20秒遠くを見る」を繰り返し、こめかみ〜耳前を指の腹でゆっくりほぐします。
噛みしめ癖が強い人は就寝時マウスピースなど歯科相談も選択肢です。
3. 耳まわり・側頭部対策
眼鏡やマスクの当たりを見直し、炎症やかゆみは我慢せず皮膚科へ。
アクセサリーやイヤホンの長時間接触も刺激になります。
スタイリング剤は耳の付け根に溜めないように洗い流しましょう。
4. 全身ベースを整える
睡眠は起床時刻を固定し、寝る前1時間は照明と画面を落とします。
食事は主食・主菜・副菜でたんぱく質と鉄・亜鉛・銅、B群、とくにB12を意識。
喫煙は血流と酸化の両面で不利なので禁煙を。
急増や若年発症、皮疹を伴う場合は無理せず受診が最優先です。
右だけ/左だけに増えるのは?
利き手側の掻き癖、寝具との接触、屋外での日差しの当たり方、分け目の固定など“左右差のある生活習慣”が影響しやすいです。
左右差だけで臓器の不調を断定することはできません。
気になる場合は、習慣を1つずつ変えて経過を観察しましょう。
FAQ
Q: こめかみの白髪は目の疲れが原因?
目の使いすぎで側頭部がこわばると目立つことはありますが、必ずしも眼病とは限りません。
画面時間を区切って休ませ、側頭部を優しくほぐしましょう。
Q: 生え際だけ増えるのはどうして?
牽引の強い髪型や前髪の熱ダメージ、乾燥などの負担が重なりやすい場所です。
結び方や熱の使い方を見直しましょう。
Q: 斑のように白い毛がまとまっているけど大丈夫?
ポリオーシスや白斑などの可能性があるため、自己判断せず皮膚科を受診しましょう。
写真で経過を残すと診察がスムーズです。
Q: 白髪は抜くと増える?
抜くと増える根拠は乏しい一方、毛包や地肌を傷めるためおすすめできません。
気になる毛は根元近くでカットしましょう。
まとめ
「場所=体調の答え」ではなく、「場所=負担が出やすいヒント」と捉えるのが現実的です。
紫外線、分け目、牽引、掻き癖を見直し、睡眠と栄養、ストレスケアで土台を整えましょう。
若いのに急に増えた、斑状の白毛や皮疹がある、全身症状を伴うときは迷わず受診です。
今日からできる小さな修正が、数か月後の“見え方”をきっと変えてくれます。
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