トリートメント後に冷水で髪を流した方がいいってホント!？ | 【頭美人】

髪を洗った後、何気なく行っているトリートメントですが、最後に冷水で髪を洗い流すと効果的なことはご存知でしたか？

その理由は、「キューティクルの特性」にあります。

今回は、シャンプー後の髪の状態はどうなっているのか、トリートメントをした後に、なぜ冷水で髪を洗い流すと効果的なのかについてご紹介します。

洗った後の髪の状態

シャンプーした後の髪の状態はどのようになっているのでしょうか。

髪の一番表面にあるキューティクルに注目して解説します。

そもそも、キューティクルは外部の刺激から髪内部を守る働きがあります。

健康的な髪のキューティクルは、まるでウロコのようにキレイに重なり合って閉じています。

シャンプーをぬるま湯で洗い流した後の髪の状態を見てみると、キューティクルが浮き上がったように広がっています。

キューティクルには、「温かい環境下で開きやすくなる」という特性があるからです。

トリートメント後の冷水の効果について

トリートメントをする前のキューティクルは、温かさと湿気で開いています。

実は、開いた状態はトリートメント成分を髪の内部に届けるのにちょうど良い状態なのです。

ですから、トリートメント前に冷水で髪を洗い流すのはNGです。

ぬるま湯でシャンプーを洗い流したら、軽く水気をタオルで拭き取っておいてください。

さらに、トリートメント後にいきなり冷水で髪を洗い流すのも良くありません。

トリートメント剤には油分が含まれているので、冷水では余分な油分を流しきれず、仕上がりの髪が重くなってしまいます。

冷水で流すタイミング

「では、いつ冷水で流すの？」と思いますよね。

キューティクルには、「冷たい環境下で閉じやすくなる」という、もう一つの特性があるのです。

トリートメント後には、まず普段通りにぬるま湯で洗い流し、最後の仕上げに冷水で頭皮と髪を流しましょう。

冷水の効果でキューティクルを閉じられるだけでなく、頭皮や毛穴もキュッと引き締まります。
閉じたキューティクルは手触りも滑らかです。

ドライヤーの熱ダメージからも髪を守りやすくなるので、トリートメントの一番最後は冷水で洗い流しましょう。

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