自分でできる富士額のお手入れ方法！ | 【頭美人】

富士額とは

「富士額」という言葉を聞いたことがありますか？

今ではほとんど使われなくなっている単語ですから、あまり聞いたことが無い方も多いと思います。

非常にざっくり言うと、富士額とは前髪をかき上げたときに、おでこの生え際が富士山の稜線のようになっている額のことです。

あまりピンと来ないかもしれませんが、簡単に言うと、おでこがアルファベットのＭに似た形をしていること。
つまり、真ん中がＶの字になっているわけです。

ただ、いわゆるＭ字はげで結果的にそうなったケースは富士額とは言いません。

生まれつきであることはもちろん、Ｍの両側の線が「ハ」の字のよう広がっていなければ、富士額ではありません。

また、頂点のＶ字のところが、ギザギザになっている方がいいともいわれています。

富士額は、昔から美人の代名詞とされてきました。

これにはいろいろないわれがあり、当然「富士山」にあやかってめでたいからなどとも言われます。

ただ、最も納得できる説明としては、前髪を結い上げることの多かった昔の女性の髪形では、正面から見ておでこは一番目立つ部分の一つであり、その形が最も美しく見える形だからというものでしょう。

自分でできる富士額のお手入れ方法

でも、せっかく富士額に生まれついても、お手入れを怠ってはいけません。

心がけてほしいのは、おでこの産毛の処理です。

富士額の命は、まさに富士山の稜線のようにくっきりした生え際の形にあります。

ですから、それをより美しく見せるために、おでこを中心とした顔の産毛処理をまめにするようにしましょう。

ただし、これも程度の問題。
あまり生え際までくっきりと剃ってしまうと、まるでかつらをかぶったように見え、不自然になることがあります。

ですので、美容師さんと相談したり、自分でやるときは極端にならないよう、様子を見ながら進めてください。

富士額をキレイに保ち続けるコツ

さらに、気を付けてほしいのは育毛です。

女性の場合、男性のようにホルモンの影響によるＡＧＡ（男性型脱毛症）の心配はありませんが、それでも前頭部や頭頂部は薄毛になりやすい部位です。

原因はさまざま。
その一番は加齢ですが、ほかに石油由来の界面活性剤を配合した刺激の強いシャンプーを使っていたり、ストレスや寝不足、栄養の偏り、喫煙だったりします。

富士額を保つには、日常生活からそういった薄毛要因をできるだけ取り除くことが大事です。

ほかに、頭皮のマッサージを心掛けたり、必要に応じて育毛剤を試したりして、せっかく生まれ持ったきれいなおでこをいつまでもキープしてくださいね。

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