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美髪をつくるために
絡みにくい髪にするには?
How to make hair difficult to get involved?
そもそも髪が絡まるのはなぜ?
髪が絡まる大きな理由として、キューティクルのダメージが挙げられます。
キューティクルの特徴や、ダメージを与える原因をご紹介します。
髪の表面は、キューティクルという硬い性質のケラチン(タンパク質など)で覆われています。
キューティクルは、髪内部の水分やタンパク質の流出を防ぎ、頭皮から分泌される皮脂を毛先に送りやすいよう、毛先に向かってうろこ状に重なっているのが特徴です。
ところが、なんらかの原因で髪が傷んでいると、キューティクル同士が引っかかってしまい、結果として髪が絡まってしまうのです。
どんなことが髪にダメージを与えるのか、該当する原因がないか確認してみましょう。
1.パーマやヘアカラーなどを頻繁にしている
髪はお肌と同様に弱酸性の状態が最適です。
しかし、主にアルカリ性の薬剤を使うパーマやヘアカラーを頻繁に行うと、化学反応により髪表面や内部にダメージを与えます。
2.髪が濡れたまま就寝している
髪が濡れている際は、キューティクルが開いています。
ショートでもロングでも、枕で擦れることでキューティクルがめくれ上がり、髪内部の水分やタンパク質が流出し、髪が傷む原因となります。
3.紫外線や塩分、カルキも大敵
夏の紫外線はもちろんのこと、海水浴で遊んだ際の塩分は、髪の水分を奪ってパサつきを生み出します。
また、スイミングに通う方は、プールに使用されるカルキによってダメージを受けてしまいます。
4.髪質が柔らかい
もともと髪質が柔らかい方は、固い髪質に比べてキューティクルの厚みが薄く、髪内部の密度が低いため、ダメージを受けやすく髪も絡まりやすくなります。
5.十分な栄養や睡眠が摂れていない
髪を作るタンパク質を含む栄養素を十分に摂れていない場合や、睡眠不足が慢性化していると健康毛を生み出せなくなり、キューティクルの保護能力が低下します。
絡みにくい髪になるためには、何をすれば良いか?
絡みにくい髪になるためには、上記で挙げた原因を除去するのが近道です。
パーマやヘアカラーなどは数ヶ月に1度程度にし、シャンプー後は髪の根元から丁寧に乾かしておきましょう。
紫外線防止には髪用の日焼け止めや帽子が有効です。
また、海水やプールのカルキに晒されたら、できるだけ早めにシャンプーを使って洗い流し、トリートメントやヘアオイルで髪全体を保護しましょう。
髪質が柔らかい方は、ブラッシング時やブローの際に髪を引っ張り過ぎないようにしてください。
髪への摩擦や静電気を防ぐために、プラスチック素材よりも獣毛ブラシを使いましょう。
髪自体はすでに死んだ細胞ですが、髪を作る毛母細胞には栄養や酸素が必要です。
髪は夜間に成長するので、十分な栄養とともに質の高い睡眠を心がけ、絡みにくい髪を手に入れましょう。
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