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カラーリングやパーマ
生理中は髪が染まりにくい理由
The reason for hair is hard stained during menstruation
生理の時は肌が敏感になるのでカラーも慎重に行いましょう!
髪を染めるメカニズム
「生理中のご使用はお避けください」
市販のヘアカラー剤にも記載されている注意書きですが、同時に生理中は髪が染まりにくいということもよく言われますよね。
その理由を探る前に、まず髪を染めるメカニズムについて見ていきましょう。
ご自身で髪を染めた経験がある方はお分かりかもしれませんが、2つの液体を混ぜ合わせますよね。
第一剤「アルカリ性」と第二剤「酸性」のものを使い、それらをあわせ化学反応を起こすことにより、まずアルカリ性が、髪の表面を脱色し、次に、酸性が髪を染めていきます。
また、体温が高いと酸化が進む=早く染まり、体温が低いと酸化に時間がかかる=染まりにくいという特性もあります。
そうなると、脱色か、染色のいずれかがうまくできていないという可能性が考えられますね。
2つの女性ホルモンと髪と深い関係があります
ここでは、染まりにくい理由について見ていこうと思います。
先ほど少し触れた体温の高い低いが影響します。生理中は体温は低温期となりますので、染まりにくい時期ということですね。
では、もう少し詳しく見ていくことにしましょう。
女性ホルモンは、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2種類あります。女性の生理周期にあわせて分泌されるホルモンですが、分泌される時期は以下の通りです。
●<生理>生理から約1週間は両方のホルモンが一定に分泌、低温期
●<卵胞期>生理が終わり排卵前まで。エストロゲンの分泌量が増加、高温期に入る
●<排卵>排卵日前後はプロゲステロンの分泌が増加、排卵日に一旦体温低下後、高温期へと向かう
●<黄体期>排卵後から次の生理までの期間。エストロゲンの分泌が減少 高温期
つまり、生理の時が染まりにくいというのが見えてきましたか?
また、生理中は、上記のホルモンの分泌バランスが崩れやすい不安定な時期なので、染まりにムラもでてしまいます。
いつ染めると一番きれいに染まるのか?
生理が終わった後14日間、排卵までは基礎体温があがり、体調もよくなる時期です。
生理中は吹き出物がでてしまうなど肌の調子が悪くなり、同時に髪の状態も悪くなりますが、逆に、この期間は、髪もつやが出るなど状態がよくなるので、染色に適した時期となります。
ただ気をつけておいた方がいいのが、肌に与える影響です。
生理中は、肌が敏感になり易いため、頭皮がかぶれを引き起こす可能性もあります。
十分に注意して染めるようにしましょう。
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