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睡眠について
睡眠時間と姿勢が髪の毛に与える影響って?寝ている間にできるヘアケア方法とは
How does sleeping time and posture affect hair? And about the hair care method which can be done while sleeping
ご存知の方も多いかと思いますが、睡眠と髪の毛は、切っても切れない重要な関係にあります。
髪の毛にお悩みの方は、もしかしたらご自身の睡眠を見直してみると、その解決に繋がるかもしれません。
そこで今回は、睡眠時間と睡眠姿勢が髪に与える影響や、寝ている間のヘアケア方法についてご紹介します。
まず初めに、睡眠時間と髪の関係に関してご説明します。
現代病と言われる睡眠不足は、肌の老化を早めたり、細胞の修復・回復を遅らせる、又、ニキビや肌荒れが増えたり、枝毛、切れ毛、白髪、抜け毛が多くなるといった肌や髪への悪影響を及ぼします。
睡眠中は、1日の中で最も髪を成長させる時間帯なので、薄毛・育毛に悩みを抱えている方は、質の高い睡眠をとることが、改善への近道です。
睡眠と髪の関係について
人間にとって必要な睡眠は、身体の休息・修復・成長この3つの働きがあります。
この3つを促しているのが、睡眠中に分泌される成長ホルモンです。
髪の毛の80~90%はタンパク質でできていますので、そのタンパク質の合成を高める成長ホルモンの分泌は髪の毛の成長に不可欠です。
コシとツヤのある強い髪の毛を作るためには、できるだけたくさんの成長ホルモンを分泌させる必要があります。
髪が生えやすい時間帯とは?
成長ホルモンの分泌は副交感神経の働きによるものなのですが、副交感神経は夜10時~深夜2時の時間帯に最も活発に機能します。
つまり、夜10時~深夜2時の4時間の間というのは、一番髪の毛の生えやすい時間帯なのです。
人間の体というのは無意識のうちに生活サイクルを記憶します。
毎日夜10時~朝6時の生活を続けていれば、眠っている間に活動する副交感神経もその習慣を覚えてきますので、その8時間の間は高い活動効率を発揮します。
それに伴って成長ホルモンも十分に分泌することができるのです。
逆に睡眠サイクルがバラバラであると、睡眠時間自体は十分であっても副交感神経の活動効率が低いので、成長ホルモンの分泌も不十分になります。
成長ホルモンの分泌が最も活発な時間に睡眠できる習慣をつけ、頭皮や髪の毛をゆっくり休ませて効率良く短期間で髪の毛を増やせるように、規則正しい睡眠習慣を心掛けましょう!
ここまでの内容で、睡眠時間が髪に大きな影響を与えるということをご理解いただけたかと思います。
次に、髪の毛に良い正しい睡眠姿勢についてご説明します。
睡眠姿勢と抜け毛の関係
夜眠るときの姿勢はあまり意識していない人が多いかもしれません。仰向けだったり横向きだったり、うつぶせの方もいらっしゃるでしょう。
一番いいのは仰向けで腕などの力を抜いて脱力して眠ることです。
一方で、どちらかを下にして眠ると片側の肩に体重が常に乗るようになり、肩こりがおこりやすくなるのです。
また、うつ伏せで寝るとき首は大抵の方がどちらかに向けるようになるでしょう。
そういった寝方だと、首の筋肉も片側のみバランスが崩れてしまいます。
このようなアンバランスな姿勢による筋肉の緊張が、頭皮を硬くさせ抜け毛へと繋がってしまうのです。
頭皮の圧迫に注意
もう1つ寝ているときに引き起こされる抜け毛で注目したいのが、頭部の圧迫による「圧迫性脱毛症」です。
寝返りを適度に打つのであれば、そこまで問題はないのですが、ずっと同じ姿勢で固まって寝ているとどうでしょうか。
ヘルメットや帽子で長時間圧迫されているのと同じ状況を作り出してしまうのです。
頭皮が圧迫されると、極端な話、正座で足がしびれるのと同様、長時間の圧迫で血流は確実に阻害されます。
S字を保って寝よう
では、髪に良い正しい睡眠姿勢とはどのような姿勢なのでしょうか。
それが人間の身体の本来の生理的湾曲を保つS字カーブが保たれた状態です。
寝ている間もそれを保つことが出来れば、身体に負担がかからずリラックスした状態で眠る事が出来ます。
そこで大事なのが敷布団の存在です。
あまりに敷布団が硬いと、お尻や肩といった後ろに飛び出た部分のみで身体を支える為、身体が緊張してしまいます。
また、背中が浮いてしまいS字がうまく保たれません。それだけでなく、布団と触れた部分が強い圧迫を受けるので血流が悪くなりがちです。
逆に柔らかい布団だとどうでしょうか。
身体が沈み込んでしまうので、腰のみが落ち込んだ状態となりやはりS字はキープできません。
また腰に負担がかかるので腰痛もちの人には寝返りを打つのがきつい姿勢となります。
そのため、かたすぎず柔らかすぎない適度な布団を選びましょう。
左右対称な仰向けがベスト
身体のどちらかだけに体重がかかるのではなく、左右に均等に体重がかかる仰向け寝が一番身体にも頭皮にもいい状態です。
ただずっと同じ姿勢にならないように、上手に寝返りを打てる低めの枕を選んで使用するようにしましょう。
正しい姿勢で睡眠をとり、育毛効果をアップさせましょう。
普段なかなか寝る姿勢まで意識することって少ないですよね。
ですが、育毛のためにや正しい睡眠姿勢が必要だとお分かりいただけたかと思います。
最後に、寝ているうちにできるヘアケア方法に関してご説明します。
寝ている間に髪が受けるダメージとは?
髪は、寝ている間にもダメージを受けています。
原因は寝返りや寝相の悪さにより、毛髪が折れ曲がったり、半渇きのまま寝ることにより髪が擦れ、キューティクルがはがれ、やがて乾燥のため髪がボロボロになるという症状が起こることもあります。
「朝起きたら、ひどい寝癖が…」これもヘアダメージのひとつです。
寝癖がつくということは、それだけ大きな力がかかって“クセ”がついたということですので、髪も傷んでいます。
保湿のためと、髪を乾かさずにバスタオルで髪をくるんで寝ている方もいると思いますが、その方法だと雑菌が繁殖し、傷みや乾燥もひどくなるのです。
寝ているうちに髪をケアする方法!
洗髪後、髪をきちんと乾かしたら、寝ている間にできるヘアケアを実践しましょう!
髪を梳かす
髪がからまっていると、ダメージのもとになります。
また、洗い流さないトリートメントを行き渡らせるためにも、髪が手ぐしでほどけるくらい、髪を梳かしておきます。
ヘッドマッサージをする
毛髪自体も大切ですが、頭皮環境も重要です。
健康な髪は、頭皮血流がよくないと生えてきませんので、指の腹を使ってマッサージしましょう。
髪の生え際から、ゆっくり頭頂部に向けて実践します。ヘッドマッサージはストレス解消にも効果があります。
洗い流さないトリートメントを塗る
毛髪の傷み緩和や、保湿のためにも洗い流さないタイプのトリートメントを使用します。
シャンプー後のトリートメントは数分間置いておくのが通常ですが、洗い流さないタイプのトリートメントであればさらに時間をかけて浸透させることができます。
アロマオイルでリラックス
ストレスは髪にもよくありませんので、アロマでリラックスすることもおすすめです。
いかがでしたか?
薄毛や抜け毛にお悩みの方は、睡眠不足にならないようにしたり、負担がかからないような姿勢で寝ることを意識するだけでも、悩みが解決できるかもしれません。
さらに、寝る前にしっかりヘアケアをしてあげると、ダメージを受けることもなくなるので、より髪の毛が生き生きして若返ることが出来ます!
今日から簡単にできる事ばかりなので、さっそく実践してみてはいかがでしょうか?
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