カラーの時美容院で聞かれるトリートメントって本当に必要？ | 【頭美人】

カラーをした際に、美容室でトリートメントはいかがですか？と聞かれることがあると思います。

今では、カラーとトリートメントがセットになっているプランもあります。

実際、カラーをしたら絶対トリートメントは必要なのでしょうか。

カラーの際の髪の傷みについて

そもそも、なにもしていない髪の毛は弱酸性に保たれています。

しかし、カラー剤を使って髪の毛を染めるためは、髪のメラニンを抜く必要があり、アルカリ剤を使用します。

アルカリの作用によって、いつもは閉じているキューティクルに隙間を作り、染料を髪に内部に浸透させるのです。

そのため、カラーをした直後はキューティクルが開いた状態になり、毛髪内部のタンパク質や水分が流出してしまい、ダメージを受けてしまいます。

元々、カラーをしている人が髪の色を変えたりするために更にカラーをすると、より髪に負荷をかける原因にもなります。

これが、髪の乾燥にもつながり、パサパサしたり切れ毛、枝毛になってしまうことも。

カラーは、顔に印象を明るくしてくれる効果もありますが、髪のダメージはでてしまいます。

市販と美容院のトリートメントの違い

市販と美容院のトリートメントの違いは、成分と持続力。

まず、市販のトリートメントは、主には、髪の保護を目的としていて、内部に浸透するものではなく、髪の表面をコーティングして見た目にツヤを与える効果となります。

トリートメントの効果の持続性は、1日～２日ほどです。

それに比べ、美容院のトリートメントは、髪の内部に栄養を与えてダメージを補修する効果があります。

そのため、カラーによってアルカリに傾いている髪の毛を弱酸性に戻し、ダメージを最小限に留めてくれます。

トリートメントの効果の持続性は、２～３週間ほどです。

トリートメントを数種類揃えていて、お客様の髪質によって使い分けをしている美容院もあり、コシを与えるトリートメントや、パサつきを抑えしっとりまとまりのあるにしてくれるトリートメントも。

自分の髪にあった効果をプロが選んでくれることも、美容院でトリートメントをするメリットです。

市販と美容院のトリートメントは効果や持続性も違うので、カラーをしたら美容院でトリートメントをすることをおすすめします。

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