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海水や潮風が髪に及ぼす影響について
About the effect of seawater and sea breeze on hair
海へ出かけた時に髪がゴワゴワになったりパサつくことは、実体験として多くの人が経験しています。
日差しを受けて紫外線による影響もありますが、付き添いでピーチパラソル下にいた人にも髪の変化があることから、海水や潮風そのものが髪に影響を与えているわけです。
では、海辺に住んでいる人はどのような対策を取っているのでしょうか。
海水や潮風が髪に及ぼす影響
海水や潮風にあたり続けると、ゴワゴワとパサパサという2つの影響が出やすくなります。
ゴワゴワした状態は、髪の弾力が失われてしまう状態であって、放置しておくと切れ毛の原因となりかねません。
また、パサパサしてしまう状態は、髪から水分が抜けている状態となるので、対策をしなければキューティクルが剥がれてしまいます。
海に潜っていないから大丈夫とは考えずに、潮風にあたるだけでも髪は影響を受けてしまうことを知っておきましょう。
海水や潮風が髪に良くない理由
海水や潮風が髪に良くない原因は、弱酸性の髪が弱アルカリ性の海水によりダメージを受けるからです。
髪はPH4.8が最も良い状態とされていますが、海水は気象庁の公式サイトによると海水面付近ではPH8.1(注a)と見事に弱アルカリ性です。
潮風には海水が含まれていて弱アルカリ性であることに変わりないので、潮風にあたるだけで髪のPHバランスが大きくアルカリ性側に振られてしまいます。
身近な所ではシャンプーを使わずにアルカリ性の石鹸で髪を洗うと、髪が軋んだ状態になることと似た状況が潮風によりゆっくりと作られると考えれば分かりやすいです。
また、海水や潮風には当然のごとく塩分が含まれているので、髪から容赦なく水分を奪い続けてしまいます。
髪がパサパサとなる理由は、潮風にあたり続けることで常に髪が脱水状態に晒されるからです。
海水や潮風によるダメージを受けたときのヘアケア方法
海辺の近くで海水や潮風による影響を髪が受けたなら、次のようなヘアケア方法を実践するとゴワゴワやパサつきを抑えられます。
帰宅したら髪に付着した塩分を洗い流す
髪に付着した塩分は、潮風にあたり続けることで髪の表面に付着しています。
ゴワゴワ感が出ている状態で強引にブラッシングを行うと、キューティクルを傷つける原因となるのでぬるめのお湯で洗い流す方法が効果的です。
熱すぎるお湯では髪を保護する皮脂を過剰に洗い流してしまうので、かえってパサつき感が出てしまいます。
少しぬるいかなという程度のお湯で先に塩分を洗い流してしまいましょう。
保湿成分配合のシャンプーで優しく洗う
シャンプーで髪を優しく洗うことで潮風に含まれる成分を除去する狙いがありますが、髪にダメージを与えにくいアミノ酸系シャンプーがおすすめです。
強すぎる洗浄力は髪を傷める原因となるので、マイルドな洗い上がりが適しています。
また、保湿成分配合のシャンプーならばドライヤーで髪を乾かした後の保湿力を高めることができるので、ポリクオタニウム-51といったヒアルロン酸よりも高い保湿力がある成分が含まれたシャンプーが理想的です。
ポリクオタニウム-51配合のおすすめシャンプー Aveciles Shampoing アヴィシレスシャンポワ
保湿効果が高いオイルで髪を保護する
一度潮風によりダメージを受けた髪は乾燥に弱くなっているので、保湿効果が高いオイルで保護してあげましょう。
櫛で梳いた時にスムーズな状態を保てるように、ダメージを受けていると思われる時にはオイルで髪を保護する習慣をみにつければ、コンディショナーのみに頼らない髪のケアを行えます。
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