なぜ伝えないといけないの？美容師さんに黒染め歴を伝えた方が良いワケ | 【頭美人】

黒染めをする機会と言えば、就活の時期ですよね。

今までは明るいヘアカラーをしていたけど、就活の時期だけは仕方なく黒染めをするという人も多いのではないでしょうか。

しかし「黒染めは美容師さんにとって手強い存在」だということを知っていましたか？

そこで今回、黒染めがカラーに及ぼす影響とその対処法について教えます！

黒染めとは？

黒染めとは、赤色、青色、黄色などの染料を混ぜ合わせ、黒に近い色の染料で髪を染める方法です。

このとき、混ぜ合わせる染料が多いほどトーンは暗くなり、色が抜けにくくなります。

特に市販の黒染めには染料が必要以上に含まれているので、気をつけなければなりません。

黒染めがカラーに及ぼす影響は？

次のカラーが入りにくい

黒染めは、染料の量が多いだけでなく粒子がとても細かいので、髪の奥深くまでしっかりと染まります。

そのため、色持ちが良いというメリットがある反面、次のカラーを入れようと思ってもなかなか入らないというデメリットがあります。

色ムラになりやすい

カラー剤は、根元から伸びた地毛の部分や黒染めが少し抜けてきた部分には入りやすいです。

しかし、まだ黒染めが残っている部分には入りにくいため、その差によって色ムラになってしまいます。

赤みが出やすい

黒染めの染料には赤色が一番多く含まれているので、カラーをしても赤みが強く出てしまいます。

さらに、日本人の髪の毛は赤やオレンジになりやすいため、アッシュ系などのカラーにしたくても赤茶色っぽくなってしまう可能性があるようです。

いつまで黒染め歴を美容師さんに伝えれば良いの？

このように黒染めは、美容師さんにとって次のヘアカラーをする際、やっかいな原因となるのです。

黒染め後にヘアカラーをしたい場合は、まずは美容師さんに黒染め歴を伝えましょう！

例えば「いつ黒染めをしたのか、サロンと市販どちらの黒染めか、何回染めたか」などなるべく詳しい方が良いです。

なぜなら、地毛の黒色と黒染めは、ヘアカラーをする際に使用する薬剤やカラー方法が全く異なるからです。

黒染めした髪の毛は、見ただけでは地毛なのか染めてあるのかの判断がつきにくいです。

また、黒染めをしたのは何ヶ月も前だから大丈夫と思っていても、実はまだ残っている場合も多いんです。

そのため、ヘアカラーで失敗しないためにも、美容師さんと相談しながら黒染めが抜けきるまでしっかりと伝えることが大切ですね！

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