つげの櫛にプラスαで、オイルに浸す | 【頭美人】

古くから日本の女性に愛用されているつげの櫛ですが、最近の女性は知らない人も多いかもしれません。

とかすだけでサラツヤ髪になれるつげの櫛についてみていきましょう。

つげの櫛とは

つげの櫛とは、つげの木を用いて作られた日本の伝統的な櫛のことです。

昔からつげの櫛は一生ものと言われ、嫁入り道具ともなったほど、女性には欠かせない道具のひとつでした。

静電気が起きにくく、髪を痛めにくいのが一番の特徴です。



切れ毛や枝毛など静電気により起こる髪のダメージが最小限に抑えられます。

また、とかすたびに頭皮や髪に潤いとツヤを与えてくれます。

とかすだけでカラーリングやパーマによるパサつきを抑え、うねりやくせ毛も落ち着き、髪にツヤがたりと、多くの美髪効果が期待できます。

つげ櫛をオイルに浸すとどんな効果があるの？

つげ櫛は作られる最後の工程で椿油に漬け込んでいます。

椿油に浸し、余分な油を落とし乾燥させる工程を数回繰り返し作ることで、櫛に深い色合いとツヤが出ます。

それだけではなく、出来上がった櫛はしっかり椿油の成分を含んでいるので、とかすだけで椿油が髪に馴染み、頭皮と髪に栄養と潤いを与えてくれます。

これにより櫛を使っているうちにツヤツヤの髪に変わっていく効果があります。

つげ櫛はお手入れをきちんとすれば効果がずっと続く一生モノの櫛です。

お手入れは、はけか歯ブラシと椿油があれば簡単にできます。

手順は、椿油をコットンなどに取り、櫛全体に塗り、歯には重点的になじませます。

汚れが浮き上がってくるのではけや歯ブラシでしっかりかきだします。

ティッシュや布で汚れをきれいに拭き取ります。

使っているメーカーにもよりますが、だいたいこんな感じで数か月に1回お手入れをするだけで、きれいになり椿油もしっかりしみこむので、ずっと使い心地が変わらずに使うことができます。

つげ櫛は今のようにヘアケア製品がたくさん出る前から、きれいな潤いのあるツヤツヤな髪へ多くの女性を導いてきたのです！

いろいろな櫛が販売されていますが、是非一度つげ櫛を体験してみてはいかがでしょう。

きっと手放せなくなりますよ！

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