- ヘッドスパ 頭美人 TOP
- >
- ヘアケア講座
- >
- 髪の基礎知識
- >
- 毛髪の構造
- >
- 頭皮の構造(表皮・真皮・脂肪皮)
本ページはプロモーションが含まれています
毛髪の構造
頭皮の構造(表皮・真皮・脂肪皮)
Structure of the scalp
髪が生える土壌である頭皮の事をしっかり知っておきましょう
頭皮の構造はどうなっているのか
髪の毛のメカニズムですが、まず皮下組織にある毛細血管が髪の毛と繋がっていて、そこから栄養素を送り込み太い髪の毛を育てるというのが人間の髪の毛の構造となっています。
皮下組織にある毛細血管は非常に細く、人間の目ではしっかりと確認できないぐらい非常に細い血管となっていて、髪の毛が抜け落ちたとしても毛細血管から頭皮に血が流れることもなく、血液が目に見えるほど外に溢れ出すということはほとんどありません。
そして血液から毛乳頭に栄養素が行き渡るわけですが、さらに細かく分類すると毛乳頭は毛包と呼ばれる組織に覆われていて、毛乳頭は毛母細胞に囲われるように作られています。
毛の根元のぷくっと膨らんでいる部分が毛乳頭になります。そしてそこから人間の目で見える表皮の上の部分が毛幹と呼ばれる部分です。
毛が生えている部分は角質と呼ばれる薄い膜に覆われていて、それが過剰に積み重なってしまうと毛穴を詰まらせ抜け毛や埋もれ毛などのトラブルを生みだしてしまいます。
また、真皮には髪の毛を支える起毛筋、皮脂の分泌腺となる皮脂腺があります。
それ以外には髪の毛の生成とは関係ありませんが、臭いの元となるアポクリン腺もこの皮脂腺の近くに存在します。
それぞれの機能と役割について
何と言っても髪の生成にもっとも関係している部分が毛乳頭です。
血液から運搬された栄養素や酸素を毛乳頭で吸収し、髪の毛の生成に重要な栄養素の窓口的存在です。
そして、毛乳頭の周りにある毛母細胞が活性化されると毛乳頭が発達します。毛が太くなる重要な役割を担っています。
髪の毛が表皮の上まで生えてくる間にある皮脂腺も、髪の毛の生育に重要なコントロールが必要な部位です。
皮脂腺から溢れ出る皮脂が角質層にたまると毛穴を詰まらせ、やがて酸化し、角栓へと変わります。
皮脂の分泌量は普段の食事や育毛シャンプーの使用によって、うまく調節することができます。
皮脂の過剰な分泌がある場合、角質を汚してしまうだけでなく血液循環にも影響を与え、血行状態が悪くなってしまうリスクがあります。
また、毛穴付近にはアポクリン腺と呼ばれる匂いを生み出す線もあり、髪の毛の近くの頭皮だけでなく、脇など毛穴付近に存在します。
栄養素を送り込む血管との密接な関係がある毛乳頭、頭皮状態のケアに注意が必要な表皮の角質、この2つが特に育毛を促す上で細心のケアが必要な箇所となります。
抜け毛などに悩んでいる方は食生活などもしっかり気を付けましょうね。
おすすめのアイテム B Brilliet シャンプー
記事が気に入ったら「いいね!」お願いします。
頭美人では、髪や頭についての気になる記事をご紹介!
髪の基礎知識
髪の基礎知識