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毛髪の構造
髪質の違いで髪の匂いの吸着力は違う!
The adsorptive power of hair odor differs depending on the hair quality!
シャンプーやコンディショナー、ヘアオイル、スプレーなど香りの良い製品が出まわっています。
特にシャンプーをした直後は心地よい匂いを放っているのに、時間が経つと消えてしまい、ガッカリした経験はありませんか?
今回は、髪の匂いの吸着力は人によって違うのか、つまり髪質の違いが原因なのかをご説明します。
髪に匂いがつくのは何故?
そもそも何故髪に匂い(香り)がつくのでしょうか?
それは、何故髪に匂いが残らないで消えてしまうのか?という原理から推測できます。
匂いが残らない原因→匂いが残る要因の比較
・洗髪前のブラッシングが足りない
→絡みのないキューティクル髪に匂いが残る
・予洗いせずにシャンプー
→シャンプーの泡立ちも良く匂いが残る
・泡立てずにシャンプー
→泡で匂いも引き立ち、キューティクルも保護
・ゴシゴシ雑な洗い方
→優しく洗うと匂い成分が浸透
・すすぎが適当
→約3分間すすぐと匂いが残る効果を発揮
・自然乾燥や適当な乾かし方
→根元からドライヤーをあてると、髪全体に匂いが浸透
髪を洗うときからドライヤーで乾かすまでの一つ一つの工程を丁寧にすることで、髪に良い匂いが浸透していきます。
すすぎをし過ぎると匂いが残らないと勘違いをされる方もいらっしゃいますが、雑菌や嫌な臭いの原因にもなってしまうのでしっかりと洗い流しましょう。
髪質の違いで匂いの吸着力は違う?
髪質は人によって様々ですね。髪質と匂いの吸着力は関係あるのでしょうか?
髪に匂いが残る要因でお伝えしたことを踏まえ、以下の髪質の特徴と併せて匂いの吸着力を分析してみましょう。
髪質(5タイプ)の特徴
・くせ毛
→毛根に歪みがあり、ホルモンバランスの乱れ等でダメージを受けやすい
・直毛
→日本人に一番多く髪質がしっかりしすぎている
・剛毛
→キューティクル層がしっかり重なっていて密度が高く、ダメージを受けにくい
・硬毛
→太くしっかりとした硬い毛で弾力があり、ダメージを受けにくい
・軟毛
→キューティクル層が薄くダメージを受けやすい
こうして見てみると、キューティクルがしっかりしていて、ダメージを受けにくい髪質が、匂い(香り)も残りやすいと分析できます。
5つの髪質では、剛毛や硬毛などのしっかりとした髪質がそのタイプですね。
髪質と匂いの関係という見方もできますが、どんな髪質であってもキューティクルが剥がれて髪が傷むと、匂いも残りにくいです。
素敵な匂い(香り)の吸着力を高めるためにも、日頃の髪のケアを見直してみませんか。
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