活性酸素ってなに？髪に及ぼす影響や抗酸化力を高める方法とは | 【頭美人】

活性酸素という言葉をご存知でしょうか。

美容や健康に関心が高い方ならば聞いたことがある方もいるかと思いますが、実際に身体にどのような影響があるのか詳しく知らない方も少なくないですよね。

そこで今回は、意外に大切な活性酸素と髪との関係性についてご紹介します。

活性酸素ってなに？

私たちは毎日、呼吸をして体に酸素を取り込んでいます。

呼吸する事は、生きるために必要な事なのですが、実は酸素の一部は様々な化学反応を通じて活性酸素となります。

呼吸で取り入れた酸素の約2～3％が活性酸素になると言われており、特別な現象ではありません。

しかし、活性酸素は私たちの体の細胞やDNAなどを傷つけてしまう作用がある反面、細菌などを攻撃して排除する働きもあります。

つまり、私たちの生命活動は、活性酸素の微妙なバランスのもとに成り立っていると考える事が出来ます。

そして、もともと体に備わっている、活性酸素を自然に取り除く力である「抗酸化力」により、活性酸素の働きのバランスは取れています。

40歳を過ぎると抗酸化力が急激に低下する？

問題なのは、40歳を過ぎると抗酸化力が急速に低下してしまうことです。

また、ストレスや紫外線、喫煙などは活性酸素の増加に繋がり、活性酸素の蓄積を招きます。

体内の活性酸素を取り除くことが出来なくなると、活性酸素が体の様々なところを攻撃してしまうのです。

その現象を「酸化」と呼び、正常なDNAやタンパク質、脂質を傷つけて炎症を起こし、髪はゴワつき、褪色という白っ茶けたような髪色になったり、皮膚の弾力性や保湿性の低下を招き、活性酸素が蓄積すると、毛髪や皮膚にも影響が出てきます。

抗酸化力を高めるには

上記のようなトラブルを防ぐためには、抗酸化力を高めるという事が重要です。

簡単に抗酸化力を高めるには、抗酸化力を持つビタミンを含む食品を積極的に摂ることがおすすめです！

抗酸化力を持つ脂溶性ビタミンは、私たちの体の細胞に働きかけ、活性酸素から体を守る役割を担います。

その食品とは、アーモンド、うなぎ、たらこ、かぼちゃ、アボカド、モロヘイヤ、にんじん、ほうれん草、海苔、わかめ、アセロラ、レモン、ピーマン、パセリ、ブロッコリーなどです。

他には、しらす、いわし、牡蠣、レバー、卵、納豆、黒大豆、ゴマ、玉ねぎ、お茶、赤ワインなども抗酸化力を持つビタミンの働きを助ける食品です。

身近な食品がこれだけたくさんあるので、意識して摂取すればそんなに難しいことではないですよね。

体に良い事をして、気持ちよい生活習慣にチェンジするとともに、年齢を重ねても健康で美しくいられるという今後に期待を感じてみてはいかがでしょうか。

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