梳きばさみは髪に良くない？梳きばさみのメリットやデメリットとは？ | 【頭美人】

美容院で髪をカットしてもらう時、美容師さんの手元をよく見ていると、梳きばさみを使っている場合もあれば、普通のはさみで梳いている場合もあります。

カットをする美容師さんによって、好みややり方が違うのでしょう。

梳きばさみは使うのと、使わないのとでは、どちらの方がよいのでしょうか？

梳きばさみとは・使用するメリット

梳きばさみとは、片側が櫛状になっているはさみです。

切れる部分と切れない部分が交互に櫛状に並んでいるので、この梳きばさみで髪をはさむと、切れる毛と切れずにそのまま残る毛とが混在します。

普通のはさみのように、はさんだ毛が全て切れてしまうことはないのです。

では、この梳きばさみを使うメリットには、どんなものがあるのでしょうか？

・短時間でカットできる。
・均一に髪を梳くことができる。
・カットラインを自然にぼかすことができる。

梳きばさみを使うことのデメリット・髪への影響

梳きばさみのメリットに注目すると、とても便利な道具のようにも思えます。
逆にデメリットはないのでしょうか？

・梳いた短い毛がピンピン出てくることがある。

・梳き過ぎて、髪がスカスカになる。
　（失敗してしまった場合、梳いて短くなった髪の毛が元の長さまで伸びるのにはかなり時間がかかる。）

・髪質によっては（特に、くせが強く、ボリュームが多く見えるような髪質に対しては）、使い方が悪ければさらに収まりが悪くなってしまう。

・（梳きばさみには切れる部分と切れない部分があるため、）中途半端に切れた毛が、ダメージヘアとして残る。

デメリットをみると、梳きばさみは使わない方が良いのでは？と思うかもしれませんが、必ずしもそうとは限りません。

梳きばさみの使い方の上手い人の手にかかれば、これらのデメリットを最小限に抑えることができます。

要は使う人の腕次第で、良い仕上がりにも酷い仕上がりにもなるのが、梳きばさみの特徴です。

逆に、素人が自分で髪をカットする際には、あまり梳きばさみを使わない方が良いかもしれません。

しかし、どうしても梳きばさみにチャレンジしてみたいのならば、慣れないうちは毛先の2～3cmの処理のみに留めた方が、もし失敗した場合に修正がしやすいので良いですよ。

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