デトックス効果抜群！「なた豆」のヘアケア効果やオススメの摂り入れ方は？ | 【頭美人】

「なた豆」をご存知でしょうか。

あまり聞き馴染みがない方が多いかと思いますが、デトックス効果が抜群で、スカルプケアやヘアケアにも有効なのです！

今回は、そんな「なた豆」の頭皮や髪に対する効果についてご紹介します。

なた豆とは何？

なた豆は「刀豆」と書かれることもあるマメ科の一年草です。

生命力が強く、成長すると大人が両手で持つほどのかなりの大きさになります。

成長したなた豆は、さやが刀の形に似ていることから「刀」の文字が付けられるわけですが、大きさも手伝ってまさに短刀のように見えます。

日本には江戸時代に伝わったとされており、九州地方で栽培が根付きました。

なた豆の健康への効果とは

なた豆の大きな有用作用に、排膿作用があります。

体内の膿の排出を助ける作用ですが、例えば耳鼻科領域では慢性副鼻腔炎（蓄膿症）などに有効です。

歯科分野では、歯周病や歯の根っこからさらに奥へとつながる箇所に膿がたまる、歯性上顎洞炎などに有効です。

なた豆は他にも血行促進や抗炎症作用があるので、炎症性疾患の症状緩和や血流を促して回復力を高める効果が期待できます。

また免疫力を高める作用もあるので、体の抵抗力を高め、疾患からの回復力をアップさせてくれます。

これらの作用をもたらすなた豆の有効成分は、「カナバニン」と「コンカナバリンA」です。

前者は排膿や抗炎症作用、血行促進作用を持ち、後者は免疫力を強化する成分です。

コンカナバリンAは抗腫瘍効果もあり、ガン細胞の抑制効果があることが分かっています。

なた豆のヘアケア効果

なた豆は主に、お茶として飲用するのが一般的です。

飲用して上記の成分が体の中から作用するのを待つことになります。

頭皮ケアやヘアケアとしての効果は、頭皮の健康を維持して、強く健康な毛髪を生み出す力を期待することができます。

血行促進作用によって、毛根への血流量を増やし栄養を多く届けることができますし、抗炎症及び排膿作用は頭皮トラブルの予防や手当に有効です。

頭皮にもニキビができることがありますが、皮脂腺から分泌された皮脂が毛穴を詰まらせて炎症を起こし、場合によっては膿を持つものです。

なた豆の有効成分は、炎症と膿の両方に有効に作用してくれます。

免疫力の向上は全身の抵抗力を高めてくれますから、体内で発生する活性酸素や紫外線など外的刺激による細胞のダメージに対する抵抗値を高め、頭皮の老化を防いでくれます。

気になる方は、是非一度なた豆茶を飲んでみて下さい！

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