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「髪を抜く癖」は抜毛症という病気かもしません!原因や対策をご紹介!
Quit the habit of pull out the hair
ただの癖なら良いのですが病気の可能性もあるんです
ほとんどの方が髪を抜いた経験があると思います。
「髪の毛を抜く」原因は人それぞれですよね。
むしゃくしゃして思わず抜いてしまったり、髪を抜く癖があったり、波状毛や白髪・枝毛・切れ毛が気になって抜いてしまった場合もあると思います。
ストレスが溜まっている時に、無意識に髪を抜いてしまうという癖のある人は、それが単なる癖ではない場合もあります。
髪をついつい抜いてしまうという方は必見です。
髪を抜いてしまう原因
髪を抜いてしまうという行為が単なる癖ではなく、抜毛症という病気を発症している可能性もあるのです。
抜毛癖とも呼ばれる抜毛症は、老若男女関係なく発症します。
無意識にしてしまうことが多い抜毛症の正しい知識を持ち、対策もチェックしておきましょう。
ここでは髪を抜く癖「抜毛症」についてご説明します。
抜毛症とは
抜毛症とは、健康な自分の体毛を自分で引きぬいてしまう病気です。
髪の毛を抜くという行為をやめられない、やめたいのに繰り返してしまうという精神疾患です。
抜いてしまう毛は、髪の毛に留まらず、まつ毛、眉毛、ヒゲ、手足の毛、脇の毛、陰毛とあらゆる毛が対象となります。
そもそも幼児や小学生などの子供や中高生の思春期の女の子や成人した女性といった比較的女性に多い症状とされていましたが、最近では、男性でも同様の症状に悩む人が出てきています。
抜毛症を発症している人の割合は、成人の約1~2パーセントで、発症率は男性より女性の方が10倍ほど高いという特徴があります。
発祥する年齢は思春期以降である場合が多く、そのきっかけは、不安な気持ちや緊張感を和らげる、退屈を紛らわせるなどの為に、無意識のうちに髪の毛を引っ張ったり、抜いたりし始めることで、自分では自覚がない場合が多くあります。
髪の毛を抜く行為が、繰り返されるようになると、その行為によって安堵感を覚えるようになり、反対に髪を抜かないと緊張の高まりを制御できなくなったりします。
言葉にうまくできない不満や不安といったストレスを抱えることで、自然と健康な毛を抜いてしまうのです。
髪を抜く事による影響
ヘアサイクルに沿った自然な抜け毛やストレスによる抜け毛などではなく、自分の意思で抜いてしまった場合、髪や頭皮にいったいどれだけのダメージを与えてしまっているのでしょうか。
髪を抜くことによる影響は大きく2つあります。
髪を抜く事による影響① 外面的な影響
当たり前ですが髪を抜くと痛いですよね。これは毛根部分や頭皮に少なからずダメージを与えてしまっている証拠なんです。
1本1本感じる痛みはそれほどでも無いかもしれませんが、確実に頭皮(肌)を傷つけてしまっているのです。
傷ついた頭皮には雑菌が侵入しやすくなり、フケや赤み、炎症といったトラブルの原因にもなります。髪や頭皮を労わりたいと思っているなら、髪を抜く行為はしないようにしましょう。
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そもそも、髪の毛が抜けた跡の部分が目立つようになってしまうので、見栄えが悪くなります。
男性の場合は思い切って坊主頭にするのも良いと思います。
ヘアアレンジは楽しめなくなってしまいますが、簡単に髪を抜くことができないので頭皮や髪へのダメージは抑えられます。
髪を抜く事による影響② 内面的影響
もう一つは精神的な影響です。
髪の毛を抜くという行為を、人に知られたくないという思いから、始めうちは髪の毛を抜いてしまった部分を隠す為に、ヘアスタイルを工夫したりするのですが、症状がひどくなると次第に学校や仕事に行くこと、人目のある場所に出ていくことを避けるようになります。
それと同時に、髪を抜くのをやめようとする自分との戦いがストレスになり、より髪を抜くという行為の頻度が上がってしまうという悪循環が起こってしまいます。
抜毛症の原因
抜毛症は心の病気と深く関係しており、家庭環境や人間関係で悩んでいる方に発症しやすいとされています。
白髪や枝毛が気になって抜くのとは違い、抜毛症の場合は健康な毛髪さえも次々と抜いてしまいます。
ゴッソリ抜いてしまう場合もあるので抜いた部分が目立ち、まるで部分ハゲのようになってしまうこともあります。髪を触る癖がある方も場合によっては抜毛症になる可能性があるので注意が必要です。
抜毛症の原因はストレスや不安、欲求不満なので特効薬というものは存在しません。
かといって不治の病でもありません。没頭できる趣味を探す、思い切って生活環境を変えるなど自分自身で解決策を見つけることが重要となります。
抜毛症の特徴
この髪を抜くという行為は、意識しない状態で行う場合と、自分で抜くのをやめようと思っているのに辞められず気がつくと抜いてしまっているというパターンがあります。
いずれにしても、自分で髪を抜くと言う行為をコントロールすることが難しい状況にあるのです。
また、抜毛症をもっている人の中には、爪を噛む、口の中を噛む、身体を掻きむしると言ったBFRBS、いわゆる繰り返し同じ行為を自分の身体に繰り返す傾向があると言われています。
しかし自分を傷つける為にこの行為を行っているのではなく、髪を抜くという行為をする事で自分の不安や気持ちを落ち着かせる為に行っているのです。
抜毛症になりやすい人
抜毛症は、ストレスをためやすく、それをうまく自分で解消できない人が多くかかっています。
引き金となる事は人それぞれ違いますが、自分に近い人との別離や裏切りといったことも原因となります。
大変繊細で自分の気持ちや不安などをうまく言葉で表現し、誰かと共有することが苦手な人が多いようです。
髪を抜く癖をやめる方法
髪を抜く癖の頻度が多くない時
髪を抜かないようにするにはまず、意識する事が大事です。
白髪であれば抜くより面倒かもしれませんが、白髪染めを活用する、枝毛や切れ毛が気になる場合も、こまめに美容院に通うといった対策を取るようにしてください。
髪を抜く癖の頻度が多い時
抜毛症は、精神科で治療を受ける必要があります。
日本では、まだあまり周知されていない病気ですので、周囲の理解も必要です。
精神科で受けられる治療法には認知行動療法と薬物療法があります。
認知行動療法とは、本人が気づくことができない癖や考え方を気づかせることを目的とする精神療法の一つで、髪の毛を抜いていることを意識させること、髪の毛を抜いている時の気分や感覚と普段の感覚の違いを絵や文章で認識させることがおこなわれます。
また、髪の毛を抜きたいという欲求がおこった時に、それに代わる手を握る、ペンなどを握るというような行動をする為の訓練をします。
これらの治療を受けていく上で、非常に大切なことは、周囲の人の理解と応援ですので、自分が抜毛症であるとわかった時には、家族に応援を求めることがこの病気を治す為の重要なポイントです。
まとめ
抜毛症の程度にもよりますが、自分で髪を抜いていることを意識しているのであれば、それを止めるように意識することです。
そして何が不安、不満でそういうことをしてしまっているのかを自分でも自覚する必要があります。
基本的に気持などを溜めこむ傾向にある人が多いので、小さなことでも誰か信頼できる人に小出しに口に出していくといいでしょう。
また、お子さんなどがそのような症状にかかった場合は、毛を抜いてしまう事を責めるのではなく、子供に向き合ってあげ話をしやすくなる環境を作ってあげましょう。
どうしても毛を抜くことが辞められない、気が付いたら抜いてしまっていると言う方は、早めに医療機関などで精神的なケアを受けるようにしてください。
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