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頭皮が脂っぽく、べたつく原因と対策
頭皮が脂っぽく、べたつく原因
Greasy scalp, causing a sticky
皮脂の分泌量は人によって異なります。
頭皮のお悩みで多いのが「テカリ」や「べたつき」で、その要因となっているのが皮脂です。
頭皮がべたつく原因としては、「皮脂の分泌量が多い」ということが挙げられます。
今回は、頭皮のべたつきを引き起こすほど皮脂が多く分泌されてしまう原因について、ご紹介していきます。
目次
そもそも「皮脂」とは何か?
皮脂とは、皮脂腺から分泌される半流動性の油脂状の物質で肌や髪を潤し、乾燥を防ぐ役割をしています。
≪皮脂≫
- 大部分は中性脂肪
- その他脂肪酸やスクワレン
また、皮膚の常在菌のエサとなり、肌の環境を良好に保つことで、肌が弱酸性となり、病原菌・雑菌などから守ってくれています。
皮脂というのは頭皮の毛穴から分泌されるものですが、これは体内の中性脂肪を始め、脂肪が多ければ多いほど体外に排出されます。
そのため、脂肪の元となる脂質や糖質を多く摂取することで皮脂の分泌量が増え、頭皮がべたつくようになってしまいます。
皮脂はいつ分泌されるのか?
皮脂は、体が健康に機能している時や肌が乾燥しているとき(状況によっては過剰分泌される時も有り)、ストレスがかかった際に分泌されます。
皮脂の量は人それぞれ違いますが、必要以上に分泌されると頭皮のべたつきを引き起こしたり、角栓といった毛穴に皮脂が詰まったままの現象が起こってしまいます。
頭皮がべたつく原因① 生活習慣
普段の食生活が揚げ物や肉類などを好んで食べている人は脂肪が体内に蓄積されやすくなるので、頭皮の皮脂が過剰に分泌されることになり、頭皮がべたつく原因となります。
また、ケーキやチョコレートなど脂質と糖質の高い甘いものを頻繁に食べている人も同じことが起こるので注意が必要です。
それだけでなく、「偏った食生活」をしている人は気付かないうちに身体にダメージを与え続けているという人が多いです。
特に、コンビニ弁当やインスタント食品を常食としている人は栄養が偏っているばかりか、食品を長持ちさせるために含まれている食品添加物などの化学物質や有害物質が、身体に様々な悪影響を及ぼすでしょう。
その悪影響はもちろん例外なく頭皮にもおよび、頭皮がべたつくだけでなく、将来的には薄毛や抜け毛にも繋がっていくこともあります。
まずは週1から自炊、そして野菜や果物を積極的に摂取するようにしましょう。
頭皮がべたつく原因② お肉
食事の中で肉料理が好きという方は非常に多いです。
お肉を摂取すると動物性タンパク質を摂取する事もでき、バランスよくお肉を食べる事は体に良い事です。
しかしお肉を食べ過ぎる事によるデメリットは非常に多く、そのひとつが頭皮のべたつきです。
お肉には油分が非常に多く、
- 豚ロース
- 牛カルビ
- 鳥モモ肉
など人気のある部位のお肉は、特に油分が多く含まれています。
こうしたお肉料理から得られる油分を取りすぎると、過剰摂取分の油分が中性脂肪へと変わり、頭皮の中性脂肪が増えるとともに汗などを通じて、過剰摂取分の油分が頭皮や髪の毛へと浸透しべたつきの原因となります。
頭皮がベタつくと不潔感が強く、髪型は乱れやすくなり、多くの方が不快と感じる匂いが発生し周囲の印象は非常に悪くなります。
さらに頭皮がベタつくというのは抜け毛の原因にもつながります。
頭皮がべたつく原因③ 頭皮の汚れ
次に、食生活以外に皮脂が過剰に分泌され、べたつく原因としては「頭皮を不潔にする」というものがあります。
当然ですが、不潔にしていると肌もべたついてきます。これは、体外に排出された皮脂が取り除かれない為に、いつまでもベタベタするというものです。
そのため、洗髪の回数が極端に少ないという方は毎日1回洗髪をするようにしてください。
しかし、日本人は風呂好きということもあり、ほとんどの方はシャワーだけでも浴びるという方が多いのですが、毎日風呂に入っているのに髪がべたつくという方も少なくありません。
このような方に多いのが「朝シャン派」だということです。
夜は洗髪をせずに朝会社に行く前に洗髪をするという方も多くなりましたが、これは皮脂の分泌を増やし、頭皮がべたつく要因の一つになっているかもしれません。
頭皮を始めとする肌のサイクルは、基本的に私たちが眠っている間に行われます。
夜に洗髪をしないということは、その日一日の汚れを落とさないまま眠ることになりますので、頭皮がべたつくということに限らず、様々なトラブルを引き起こす危険性があるので注意が必要です。
一日の汚れを落として頭皮の状態をリセットし正常な肌サイクルを促すためにも、夜の洗髪は重要な役割をもっているのです。
頭皮がべたつく原因④ 運動不足
現代人によくある原因として「運動不足による血行不良」というものがあります。
運動不足による血行不良は、頭皮がべたつくだけではなく大きなトラブルのきっかけにもなってきます。
現代では、デスクワークも増え、車や交通機関を見てもとても便利になってきました。便利になった一方で万年の運動不足が嘆かれています。
運動が不足すると体内の血行が悪くなり、頭皮だけではなく身体の新陳代謝も落ちるために肌の老化サイクルが早くなってしまいます。
そうなると頭皮まで栄養が届かなくなり、頭皮が栄養不足の状態になります。
栄養不足になると頭皮の免疫力が低下してしまい、頭皮がべたつく原因となるばかりか、抜け毛や薄毛を引き起こしてしまうこともあります。
頭皮がべたつく原因⑤ 年齢
人の身体というのは、年を取るとともに多くの人は運動量が減っていき、筋力が落ちて基礎代謝が低下していきます。
更に老化とともに、正常に吸収できる動物性タンパク質やお肉料理から得られる油分の吸収できる量が少なくなっていきます。
学生時代はいくらお肉を食べてても頭皮のべたつき感がなかった人でも、年を取るとともに同じ若い頃と同じ感覚でお肉料理を食べ続けていくと、若い頃では吸収できていた栄養が過剰摂取分へと変わっていき、頭皮のべたつきへと変わっていってしまうのです。
社会人になると、お酒を飲む飲食店に行く機会も増えて、お肉料理など油分が多い料理の摂取量が増えて、追い打ちをかけるように頭皮のべたつきが加速していく人も多いです。
このように年齢と頭皮のべたつきの関係性は非常に密接なものとなっています。
頭皮がべたつく原因⑥ シャンプー
市場で販売されている安価なシャンプーとして「高級アルコールシャンプー」というものがあります。
これは強い洗浄力を持っている合成界面活性剤が配合されているシャンプーのことで、泡立ちもよく汚れがしっかりと落とせるので、べたつく頭皮にも良さそうなイメージがありますが、大きな間違いです。
確かに汚れはしっかりと落とすことができますが、頭皮が必要とする分の皮脂までも洗い流してしまうので、必要な分の皮脂までもが洗い流されてしまうと、脳は不足した皮脂を補おうと今まで以上の皮脂を分泌しようとします。
これが皮脂の過剰分泌です。そうなると今まで以上に頭皮がべたつくことになってしまいます。
べたつきを改善するためには・・・
脂っこい食べ物の食べすぎ、夜更かし・タバコ・運動不足などが原因となることが多いので、頭皮が脂っぽかったりべたつくのを改善する方法として一番良いのは、「健康的な生活をする」ということです。
そうすれば頭皮のトラブルの多くは解消されるでしょう。
しかし、急に生活習慣を変えるとなると、とても多くの労力を必要とするので、まずは少しずつ変化させていくことが必要です。
頭皮のべたつき対策① 食生活
食生活など生活習慣の乱れは、頭皮のべたつきの大きな原因になります。
頭皮のべたつき対策として、一番即効性があるのはお肉料理など油分が多い料理の食べる量を減らす事で、食生活の改善対策を行い数週間程度で効果を実感できる人も多くいます。
極端にお肉を断つというのも、やり方次第では有効ですが、誤った食事制限を行うと栄養が偏ったりストレスが増えて悪影響を及ぼす事も多いです。
完全にお肉を食べるのを断つのではなく、野菜や魚とのバランスを考えながらお肉の食べる量を減らしていったり、ヘルシーな部位のお肉に変えるなど、計画性のある食事制限をする事が頭皮のベタつき改善への近道です。
≪ヘルシーな部位のお肉≫
- 鳥ムネ肉
- ササミ
また、頭皮がべたつくという人は、揚げ物や甘いものを摂りすぎていませんか。
皮脂の分泌を抑えるためには、脂質や糖質の摂取を見直すことも効果がありますよ。
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ただ、食事制限は人によってはとてもハードルが高いものです。
そこで、簡単に変化できるものの一つとして「シャンプーを変えてみる」ということがあります。
頭皮のべたつき対策② シャンプー
単純に考えれば、洗浄力の強いシャンプーで洗えばいいのではと思う方もいらっしゃるかと思いますが、必要な脂まで落としてしまい頭皮乾燥の原因になってしまいます。
洗浄力が強すぎるシャンプーを使うと、かえって頭皮に刺激になる場合があるので注意が必要です。
また、前述したように、頭皮が乾燥すればより皮脂が分泌されるので、頭皮のべたつきに繋がります。
そのため、シャンプー選びも重要なポイントになってきます。
高級だからといって決していいシャンプーだとは限りません!
内容成分などをしっかり確認し、自分の頭皮のコンディションにあったシャンプーを選ぶことが大切です。
べたつき改善のオススメシャンプー
オススメのシャンプーの種類は「アミノ酸系シャンプー」と呼ばれるものです。
これはシャンプーの中に多くのアミノ酸が含まれています。
アミノ酸は、私たちの身体の血管や内臓、皮膚、筋肉などのもとになるタンパク質を構成している成分です。
このように、アミノ酸は身体の素と考えられますので、他のシャンプーと比べても圧倒的に刺激が少なく、肌や頭皮に優しいシャンプーといえます。
このシャンプーは、べたつく頭皮だけではなく、敏感肌やアトピー、抜け毛などに悩む人にとっても同じく効果的です。
洗浄力や皮脂を取り除く力は高級アルコールシャンプーよりも低くなっていますが、頭皮に必要な皮脂を残してくれ、潤いを保ちながら汚れだけを洗い流してくれます。
加えて、シャンプーに含まれるアミノ酸が髪へ浸透し、髪を修復する効果もあるといわれていますので、頭皮のべたつきに悩んでいる方は是非一度使用してみることをおすすめします。
・おすすめのアミノ酸シャンプー シンスボーテ
正しいシャンプー方法について
頭皮がべたつく原因は皮脂です。
毎日シャンプーをする人も多いと思いますが、頭皮の皮脂汚れまでしっかり洗えていますか。
正しいシャンプーの仕方として、シャンプーを手のひらで軽く泡立てたら、頭皮も泡でマッサージするように洗いましょう。
指の腹で優しく洗うことで皮脂も浮き上がるので、洗い流した後は頭皮まですっきりします。
とはいえ、皮脂を落とそうとするあまり、爪を立ててガシガシ洗うのはNGです。頭皮が傷ついてしまいます。
シャワーでしっかりと洗い流さないと皮脂のもとになってしまうので、洗い流しは充分に行ってください。
頭皮のべたつき対策③ 頭皮スプレー
頭皮のべたつきが気になったからといって、すぐにシャンプーできるわけではありませんよね。
運動のあとや働いたあとに予定がある・・・できることなら今すぐシャワーを浴びたい!
そんな時おすすめなのが、頭皮のべたつきを緩和してくれる頭皮スプレーです。
頭皮スプレーってどんなもの?
頭皮スプレーはその名の通り、頭皮のべたつきや臭いを抑えてくれるスプレーです。
メントールが配合されているものが多く、清涼感が感じられるのが特徴です。
ほてりを抑えてくれるので、べたつきと同時に起こりやすい頭皮のかゆみも軽減させる効果があります。
スプレータイプの他に頭皮に押し当てて使うタイプの商品もあり、ピンポイントですっきりさせたい方にはオススメです。
またフレグランスが配合されている頭皮スプレーも販売されています。
頭皮のべたつきはもちろん、香りで気持ちもリフレッシュできるので、是非試してみてください。
おすすめの頭皮スプレードクターデオドラント 薬用DEO 35 PLUS
まとめ
以上のことを踏まえ、月1度くらいはヘッドスパなどによる頭皮のメンテナンスをして毛穴をしっかり広げ清潔に保つことが、頭皮のべたつき予防にも繋がっていきます。
べたつきにオススメなのが、炭酸ヘッドスパ。
炭酸泉の細かな泡によって、普通の水やお湯だけではなかなか落とせない髪や頭皮、毛穴に付着した汚れを徹底的に除去してくれますよ。
↓↓↓オススメ店舗は以下より↓↓↓
頭皮に栄養を与える育毛剤などもいいですが、先ずは頭皮を清潔に健康な状態にしてからではないと育毛剤の効果も薄れてしまいます。
頭皮を綺麗に保つことが綺麗な髪にも繋がってきます。
継続的にメンテナンスして、頭皮のべたつきをケアをしていきましょう。
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