針金のように固い髪の原因は？ | 【頭美人】

針金のように硬い髪の原因とは？

生まれ持ってもともと髪質が硬い人もいれば、生活習慣の乱れから髪が硬くなる人もいます。

髪が硬くなる要因は髪を形成するケラチンに問題があります。

髪の毛は分断すると、3つの層からできていて、中心部分がメデュラ、その周りを覆っているのがコルテックス、そして髪の表面のキューティクルから構成されています。

原因は髪の内部？

髪がパサついたり、傷んでいる場合はキューティクルの損傷が心配されますが、髪が硬いということは髪の内部にも原因がありそうです。

メデュラやコルテックスを構成しているのはタンパク質です。

つまりタンパク質を生成するときに結合しているケラチンの密度が凝縮されていることが、髪質を硬くしている要因と考えられます。

コルテックスに多少の余裕があった方が吸水性が上がりますので、保湿力も高まります。

ただ水分がないとスカスカの状態になって髪が傷みやすく、パサついてしまいます。

そういった意味では髪が硬いということはそれだけ密度の濃い髪質になっているので、決して悪い事ではありません。

硬い髪の毛の対処法と予防法

男性の方ならそこまで気にする必要はないかもしれませんが、女性の場合、髪が硬いとうまくまとまらなかったり、スタイリングできないということもあるでしょう。

そこで髪を柔らかくし、髪質を変化させるには髪の毛の大元となるたんぱく質から変化をさせることが必要です。

たんぱく質に変化するアミノ酸を多く配合した育毛剤やシャンプーを使うことで、髪質を徐々に改善することができます。

アミノ酸は日常的に食事の中で摂取しても良いのですが、その成分が血液を渡り、毛乳頭までしっかりと伝わるかというと、そうとは限りません。

より高い効果を得るためには、もともと配合されている育毛剤やシャンプーから直接頭皮に塗布した方が毛乳頭へ直接作用しますので、効果を期待できます。

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また、保湿力を必要としていますので、シャンプーの後に必ずトリートメントによるケアも行いましょう。ツヤを与え、髪内部のコルテックスの水分量が上昇します。

また、髪の表面が硬いと感じる場合は、キューティクルが剥がれてボロボロになっている可能性がありますので、キューティクルを閉じる作用のあるトリートメントやシャンプーも併用していくと良いでしょう。

キューティクルが閉じるというよりも正確にいえば、キューティクルが膨張してしまうものを防ぐと言った方が正しいです。

キューティクルが変性を起こした場合、元の状態に戻るのはなかなか難しいです。

特に熱を加えるドライヤーやパーマをあてるときに変性が起こりやすいので注意が必要です。

きちんとケアして髪質の変化を防ぎましょう。

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