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カラーについて
日本人の髪は赤みが残りやすい?
Japanese hair is easy to redness rest ?
日本人の髪は欧米人の髪のような赤みの少ない、透明感のあるブロンドにしようと思っても簡単にはできません。
またブロンドまでいかずとも、ナチュラルブラウンでも赤っぽい茶色になりやすいです。
日本人の髪の特徴について
・太い
・かたい
・黒色のため光が透けにくい
上記が日本人の髪質なのですが、欧米人の髪に比べてダメージを受けやすいのも特徴です。
日本人は欧米人に比べて髪が黒い理由は、メラニン色素という髪の色の素になるもののバランスが、欧米人とは異なるからです。
メラニン色素は下記2つで構成されています。
①ユーメラニン(黒~茶色の色素/青みが多い)
②フェオメラニン(黄~赤茶色の色素/赤みが多い)
日本人の髪は①、欧米人は②が多いです。①は②に比べて壊れやすい性質を持っています。
赤味が残りやすい理由
では、なぜ赤みが残りやすいのかというと、それは色の見え方が関係しています。
色は青・赤・黄の3色のバランスで出来ており、黒色の髪は青→赤→黄の順に含まれている色が多くなっています。
カラー剤は染色・脱色両方の力を持っています。
まずは脱色する力が働くのですが、その際に青みを多く持っている①のほうが壊れやすいので、どんどん破壊されていきます。
そうすると青みが減った分、赤みが強く見えるのですが、②は壊れにくいため残りやすいのです。
赤みを残りにくくするためにはどうしたら良いのか?
しっかりと脱色をすることが重要になります。
ブリーチをしてから、カラーをする(Wカラー)が出来れば1番良いです。
そして、反対色を利用することも重要です。
色相環(色のバランスを表す円式)というものがあり、赤の反対は緑、黄の反対は青となります。
ですので、緑(マット)や青(アッシュ)の色をプラスすることで、より赤みが消えて見えます。
ただブリーチはカラー剤よりも力が強いのでダメージが気になる方は、美容師さんと相談し、髪色診断のうえ施術してもらいましょう。
また、1回のカラーで思い通りの色をつくるのではなく、何回かのプロセスを経て赤みをとるカラー方法もあります。
前述通り、カラー剤は染色・脱色両方の力を持っていますので、少しずつ元の髪色をなくして染色することを繰り返していくと、ブリーチをしなくてもある程度の透明感のある仕上がりになります。
ここ数年、欧米人のような透け感のある赤みのないカラーが主流になっていますので、以上の内容をふまえて、ヘアカラーを楽しみましょう。
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