落ちにくいワックスを落とす方法 | 【頭美人】

ワックスはダメージの原因になるんです

毎日のスタイリングにワックスは欠かせない存在です。

しかしワックスはなかなか取れにくく、髪に残りやすいので、落とす方法についてご紹介したいと思います。

ワックスの髪への影響

まず、ワックスとはそもそも何なのでしょうか？

主成分は鉱物油などの石油系油分・シリコン油です。髪の表面を油分でコーティングすることで、髪と髪をくっつけて束感をつくったり、ツヤを出したりします。

シリコン油の特徴は安価かつ、力の強いコーティング作用があることです。

シリコンは髪に吸着しやすく取れにくいです。また、健康な髪にくっつきやすく、痛んだ髪にはくっつきにくい特徴があります。

そのためシリコンを含んだ製品を毎日のように使い続けて、シリコンが溜まっていくと、シリコンのコーティングがいびつになり、髪の表面がボコボコして手触りが悪くなります。

あわせてシリコンが髪から剥がれる時には、キューティクル(髪自身の保護膜)も一緒に剥がしてしまいます。

よってワックスは髪のダメージの原因になってしまいます。

きれいにワックスを落とすには？

トレンドのヘアスタイルのスタイリングにワックスは欠かせません。

髪に残さずきれいに落とす方法がいくつかあります。

１．シャンプー前に髪をしっかり濡らす
まずはお湯で絡んだ髪をほぐしながら、ワックスを落とします。

２．先にトリートメントをつける
お湯で濡らした後、先にトリートメントをつけます。

ワックスは油分。トリートメントも油分。油で油を落とします。オイルクレンジングの要領ですね。

３．少量のシャンプーで軽く揉み洗いし、再度通常量のシャンプーで洗う

トリートメントをすすぎ、2回シャンプーすることでしっかりとワックスを取り除きます。

４．炭酸シャンプーをしてみる
炭酸シャンプーとは洗髪時のお湯を炭酸水に変えて洗うことです。

炭酸成分が含まれたシャンプーを使うのも良いですが、より手軽で安価なのは炭酸水利用です。

炭酸水(糖分なし)であれば、スーパーで売っているペットボトル入りのものでも何でもOKです。

炭酸の泡が汚れを包みこみ、汚れを取り去ります。

また、自然由来の油脂を主成分としているワックスも販売されており、一般的なシリコン配合ワックスより洗い流しやすいものもあります。

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以上の点を踏まえて、髪にワックスを残さずサラサラの髪を保ちましょう。

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