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コンディショナー/リンスについて
手作りリンスの作り方や使用方法をご紹介☆
How to make of handmade rinse
ナチュラル派の方を中心に人気の石けんシャンプー。
石けんシャンプーに最適な、クエン酸リンスを手作りしてみませんか。
リンスの成分と目的
「肌は弱酸性」とはよく耳にする言葉ですが、フケや頭皮の脂汚れも同じく弱酸性です。
石けんは弱アルカリ性なので、弱酸性の汚れを分解する働きがあります。
皮膚や頭皮は一時的にアルカリ性に傾いても自然に元の弱酸性に戻りますが、髪の毛には自分で元に戻る働きがありません。
そこで、アルカリ性に傾いた髪の毛を中和することを目的に、酸性の成分を含むリンスを使用するのです。
手作りリンスの作り方
材料
・水 300ml
・クエン酸 大さじ1~2
作り方
保存容器に水とクエン酸を入れ、よく混ぜて溶かします。
手作りリンスの基本レシピはたったこれだけです。
材料の分量については厳密でなくても大丈夫なので、保存容器の大きさや使い切れる量などによってご自分に最適な分量を見つけてください。
カスタマイズとして、この基本レシピにお好みの香りの精油を数滴混ぜ、香り付けをするのもいいでしょう。
また、保湿成分を追加したい場合にはグリセリンを小さじ1杯プラスしてください。
いずれの材料もドラッグストアなどで購入できます。
クエン酸のかわりにお酢を使用してもいいのですが、お酢特有のツンとしたにおいが少し気になるかもしれません。
・おすすめの高純度の無水クエン酸
また、使用する水は何でもOKですが、作りおきをするには浄水や精製水は傷みやすいので水道水がおすすめです。
手作りリンスの使用法
手作りリンスには市販のリンス剤のような粘性はないので、直接髪に振りかけるのは難しいです。
洗面器にお湯を張りリンスの原液をおちょこ一杯程度混ぜあわせ、そこに髪を浸すようにして行き渡らせなじませたら、よくすすいで流します。
溶かすリンスの量は、髪の長さや状態によって調整してください。
手作りリンスには保存料が含まれていないので、作成後1週間を目安に使用し、使い切れなかった場合には新しく作り直しましょう。
特に夏場などは冷蔵庫での保存をおすすめします。
また、クエン酸の成分がお風呂場の金属部分に付着したまま放置するとサビの原因になるので、お風呂あがりの際によく水で流してください。
リンスを手作りするメリット
シャンプーやリンス、ヘアオイルといったヘアアイテムは手作り出来ます。
種類によって難易度に違いはありますが、大半の手作りのヘアケアアイテムは、未経験者でも自宅にあるもので容易に作ることが出来ます。
手作りのヘアケアアイテムのメリットには、「費用が安い」「アレルギー対策」「栄養価が高い」といったメリットがあります。
費用が安い
天然由来成分を主原料としたヘアケアアイテムは、高価格のものがほとんどです。
ですが、手作りの場合は費用を大幅に抑えて、安い価格で天然由来成分のヘアケアアイテムを作ることが出来ます。
アレルギー対策
市販のヘアケアアイテムに含まれている化学成分には、アレルギー症状のリスクがあります。
そのためアレルギー反応が出やすい方は、使用することが出来るヘアケアアイテムが限られてしまいます。
ヘアケアアイテムを手作りすることで、アレルギーを事前に予防することが出来ます。
栄養価が高い
ビタミンなどの栄養成分には、熱に弱い物や時間経過によって栄養成分が減少してしまうものがあります。
特にオイルは酸化が早いので、品質を保つのが難しくなります。
手作りのヘアケアアイテムの場合は、新鮮な材料で作ったものをすぐに使うことが出来るので、栄養価が高いまま使用することが出来ます。
リンスを手作りする危険性
ただ、手作りのヘアケアアイテムを使用することには危険性が伴います。
何故かというと、「作る際に分量を間違えやすいこと」「品質維持が難しい」「アルコールを使用している」ためです。
作る際に分量を間違えやすいこと
ヘアケアアイテムを作る際には、材料をグラム単位で計量して配合します。
ですので、分量を少し間違えるだけで仕上がりに大きな変化が出る場合があります。
品質維持が難しい
保存料を使用せずに作る手作りのヘアケアアイテムは、劣化しやすく腐りやすいです。
そのため、腐ってしまっていることに気付かずに使用してしまう危険性があります。
アルコールを使用している
天然由来成分から栄養素を抽出する際に、アルコールを使用します。
アルコールにはアレルギー反応が出る危険性がありますので、天然由来成分を材料としていてもアレルギーのリスクはあります。
リンスを手作りする際の注意点
手作りのリンスで髪や頭皮を傷めないためには、使用する前に肌でパッチテストをすると良いです。
アレルギー反応が出るかを事前に試すことが出来て、安全に使用することが出来ます。
また、保存することが出来ないものも多いので、あまり沢山をまとめて作るのは避けて、出来るだけ使うたびに新しいものを使うと良いです。
このような注意点をしっかり守って、自宅でリンスを作ってみましょう!
手作りリンスで健康的な髪の毛を目指しましょう。
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