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カラーリングやパーマ
ヘアカラーが退色する仕組みとは
why hair color is fading?
せっかくのカラーリング、できることなら長持ちさせたいですよね。
市販のヘアカラー剤も美容師さんにお願いするのもお金がかかりますし、髪や頭皮にも悪いのでそう簡単に染め直すことはできません。
ヘアカラーはあくまで髪を「染める」だけですので半永久的にカラーを持続させる事もできませんが、退色する仕組みを理解すれば「持ち」を良くすることは可能です。
なぜヘアカラーは退色してしまうのか、その仕組みを見てみましょう。
ヘアカラーが退色(落ちる)仕組み
まずヘアカラーで髪を染める仕組みをご説明します。
私達の髪の毛の中には髪の色となる「メラニン色素」がたくさん詰まっています。
メラニン色素には赤系と黄系の2種類があり、その割合は一人一人違います。赤系が多ければ黒色になりやすいですし、黄系が多ければ色素の薄い色になりやすいのです。
ヘアカラーの染料はこの2種類のメラニン色素に作用し、染めるために破壊します。
メラニン色素が破壊される順番は赤系→黄系となっており、明るめのヘアカラーを使うと金髪寄りになっていきます。
染料でメラニン色素を壊すと髪の毛の中にすき間ができますので、そこにカラーを入れて定着させることによって髪が染まっていくのです。
ヘアカラーが退色する仕組みについて
メラニン色素を破壊してできた隙間にカラーを浸透させても、元からあるものでは無いので髪の中に完全に定着することはできず、染めたその日から徐々に色落ちしていきます。
完全に退色すると髪はメラニン色素の色だけになり、染めた時の色とは大きく変わります。
ヘアカラー剤で破壊したメラニン色素の量は元に戻すことができないので、色落ちした髪の色が地毛となります。
「本来の色より明るい!」と思ってもそれが自分の髪色となるので染める際はよく考えなくてはいけません。
ヘアカラーの持ちを良くするには?
ヘアカラーの持ちを良くする方法はたくさんあります。
中でも有名なのが「カラーリングした当日はシャンプーしない」事です。
髪を濡らすという行為はせっかく浸透させたヘアカラー剤を外に流出させやすくしてしまいます。
カラーリングした色を浸透させ、定着させるには最低でも3日はかかります。
ヘアカラーは初日から徐々に退色していくので、できるだけ当日のシャンプーは控えるようにしましょう。
また、髪を染めた後はヘアカラー用のシャンプーを使うようにしてください。
シャンプーを変えるだけでも持ちが良くなります。できればコンディショナーやトリートメントもヘアカラー用を使ってください。
退色を抑えるオススメアイテム シュワルツコフBCクア カラーセーブ シャンプー・トリートメント
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