シャンプーの向き、正しいのは上向き？下向き？ | 【頭美人】

シャンプーをする時、上を向いた姿勢と下を向いた姿勢のどちらで洗っていますか。

実は、どちらの姿勢でシャンプーをするのかによって髪や肌に大きな差が生まれるのです。

下を向く姿勢はよくない？

一日の中で下を向いている時間を意識したことはありますか。

パソコンや携帯をみる時間、料理や掃除をする時間など、かなりの時間をうつむく姿勢で過ごしているのではないでしょうか。

うつむいた姿勢は、頭皮や顔が重力で垂れ下がった状態です。

この状態を長く続けることが、肌のたるみやシワの原因になってしまいます。

また、重い頭部を前に傾けると首に負担がかかることから、首の適度なカーブが無くなってしまうストレートネックになり、頭痛や首の痛みなどの症状がでる場合があるのです。

下向きでシャンプーをするデメリット

うつむく時間が長くなることで美容や健康に悪影響を及ぼしますが、さらに下向きでシャンプーをすると、髪や肌に次のようなダメージを与えてしまいます。

キューティクルが傷つく

下を向いて髪が逆毛になった状態でシャンプーをすると、キューティクルが傷つき剥がれやすくなります。

頭皮や毛穴がたるみ薄毛につながる

下を向いてシャワーを浴びると頭皮に水圧が加わり、下方向へ引っ張っているのと同じような状態になります。

これを繰り返すと、頭皮や毛穴がたるんでしまいます。

温まってやわらかくなった頭皮は影響を受けやすいため、下向きでのシャワーによってたるみやすくなるのです。

頭皮がたるむと血行が悪くなり、薄毛につながります。

たるんだ毛穴には汚れがたまりやすくなって、毛根や表皮が炎症を起こし抜け毛が増えてしまうのです。

肌が乾燥する

シャンプーやすすぎの時に下を向いていると、泡やお湯が顔へ流れてきます。

シャンプー剤やお湯が顔の皮脂を必要以上に取り去って、肌の乾燥を招きます。

肌の乾燥はたるみやシワだけでなく、ニキビや炎症などのトラブルの原因になるため要注意です。

肌や頭皮のためにシャワーの温度は低めに設定しましょう。

シャワーヘッドを手に持つことで泡やお湯が顔に当たるのを防ぎ、すすぎもしやすくなって頭皮の汚れが落ちやすくなります。

シャンプーは上向きの姿勢で！

このように、下向きの姿勢でのシャンプーには多くのデメリットがあり、毎日の習慣の積み重ねが大きなダメージにつながります。

キューティクルや肌を守り薄毛を予防するためにも、上向きの姿勢でシャンプーをするようにしましょう。

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