治したい…頭皮のアテローマ | 【頭美人】

お肌よりもデリケートだと言われる頭皮。
頭皮ニキビやボツボツに悩んでいる方も多いと思いますが、それは本当に頭皮ニキビでしょうか。

皮膚疾患の1つに「アテローマ」というものがあります。

もしかすると、その症状は頭皮ニキビではなくアテローマかもしれません・・・。

頭皮ニキビと間違える事もあるアテローマについて見てみましょう。

アテローマとは？頭皮ニキビが治らない方も要チェック！

アテローマとは皮膚にできる腫瘍（良性）で、半球状またはドーム状のしこりのような見た目をしています。

イボと間違う方もいますが、同じものではありません。

大きさは数mm程度～数cmと様々で、場合によっては10cm以上の大きなしこりになる場合もあります。アテローマは皮膚にできるものなので、顔や背中、首、耳などあらゆる部位にできるのが特徴です。

もちろんデリケートな頭皮にもできるので、頭皮ニキビと間違う場合があるのです。

アテローマの原因

実はアテローマの原因は未だハッキリしておらず、できる部位を予測することもできません。

そして良性の腫瘍であること、痛みや腫れを伴わない事などからアテローマになっても放置している方がほとんどなのです。

怪我をした事がきっかけでアテローマになる方もいますが、余程の痛みや腫れ、炎症などの合併症が無い限りはやはり放置する方が多いようです。

アテローマができるのは「体質」が関係しているという話もあるので、アテローマができやすいという方は親族にアテローマになった人がいないか確認してみるのも良いと思います。

頭皮アテローマの放置は危険！

頭皮ニキビと間違えやすいアテローマですが、放っておくとしこりの中に古い角質や膿がドンドン溜まって大きくなったり、細菌感染すると痛みを伴ったり、赤く腫れあがったりする危険性があります。

大きくなりすぎたアテローマは目立ちますし、最悪の場合「破裂」して膿が流れ出てしまう事もあるのです。

膿が体内に流れ出てしまうと炎症の原因になってしまうのでその際は注意が必要です。

できた頭皮アテローマを完全治療するには？

できた頭皮アテローマを完全治療するには「手術」が確実です。

簡単に治りますし、再発も防止できます。

ですが、良性腫瘍である為、絶対に全て切除しなければならないという訳ではありません。

目立つものや細菌感染して激しい痛みを伴う場合のみ切除するという方も多いです。アテローマの放置は危険ですが、多くの場合はそう簡単に悪性化することは無いのですぐに手術はしなくても良いでしょう。

頭皮にきびがなかなか治らない…という方は、「アテローマ」の可能性もあるので、注意するようにしてください！

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