弱酸性のヘアケアってなんでいいの？ | 【頭美人】

私達のお肌は「弱酸性」であることをご存知でしょうか。

酸性と聞くとピリピリしていて、お肌に悪いようなイメージがある方も多いと思いますが、お肌を弱酸性に保つ事によって外部から侵入しようとする細菌をブロックしているのです。

実際に計ってみても、健康なお肌の場合ph（水溶液の性質を知る単位）は5．0前後と弱酸性です。

もちろん髪を作る土台となる頭皮も弱酸性なので、同じ弱酸性のヘアケアを行う事によって頭皮の健康を保ち、コンディションを整えることができます。

低刺激であるため、ダメージヘアにも優しく作用します。

弱酸性のヘアケアについて

普段使っているシャンプーの多くは洗浄力や洗い上がりに注目しているので、それらに最適な「アルカリ性」に作られています。

アルカリ性は頭皮と同じ性質では無いので、ダメージや負担になりやすく、頭皮が弱っているとアルカリ性のシャンプーにより、バリア機能が低下し、細菌侵入による炎症を起こす可能性もあります。

それではほとんどのシャンプーが使えないのか、というとそうではありません。

人のお肌には弱酸性をキープする働きがあるので、頭皮が健康な場合はアルカリ性のシャンプーを使用しても大丈夫なのです。

ですが、やはり頭皮の負担を考えると「弱酸性」のシャンプーを使用する方が良いでしょう。

弱酸性ヘアケアの効果

弱酸性ヘアケアの主な効果は「頭皮の環境を整える効果」です。

頭皮の環境が良くなり、血液や栄養がスムーズに流れるようになると抜け毛や細毛が減り、丈夫な髪が生えやすくなります。

また、炎症改善・予防、フケや臭いの防止にもなります。美しい髪を保つにはまず頭皮からと言いますので、これを機会にぜひ弱酸性のヘアケアに注目してみてください。

弱酸性のヘアケア方法

弱酸性のヘアケア方法で一番取り入れやすいのが弱酸性のシャンプーを使う事です。弱酸性のシャンプーで有名なのが「アミノ酸シャンプー」です。

洗浄成分にアミノ酸が含まれており、頭皮や髪に低刺激な他、トリートメントのような修復効果が期待できます。

普通のシャンプーから弱酸性のアミノ酸シャンプーに替えるだけで、簡単に「弱酸性ヘアケア」ができるのです。

ただし、アミノ酸シャンプーは洗浄力が弱いのでしっかり洗う必要があります。

また、強力な洗浄力で一気に汚れを落とす訳ではなく、適度な洗浄力でゆっくりと汚れを落とす形になるので「洗い上がり」がサッパリしない事もあるので注意してください。

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