温泉は髪にも良いのか？ | 【頭美人】

温泉の基本的な効能

温泉は心と体に良い効能があることが知られています。

お湯に入ると浮力が働くので、全身の筋肉の緊張がほぐれます。

また、水圧がかかるので全身の血液の流れもよくなりマッサージ効果も期待できます。

ぬるめのお湯であればリラックスでき、熱めであれば心と体を目覚めさせてくれます。

温泉に行くと、お湯に含まれている有効成分について書かれている表示を見たことがある方が多いのではないでしょうか。

地域や源泉によって、温泉には炭酸ガスや硫黄、重曹、鉄などが含まれており、炎症性の病気などの治療効果を期待できることもあります。

また温泉地に行くという行為そのものも、いつもと違う場所に身を置くことで心と体をストレスから解放させる転地効果を期待できます。

温泉が髪にもたらす効能

温泉が髪にもたらす効能としては、育毛が挙げられます。

ゆっくりと温かいお湯につかることで、頭皮の毛穴から汗が出るため余分な皮脂や汚れまで落とすこともできます。

また、血液の流れがよくなるので頭皮の血行も促進されます。健康な髪を維持するためには健康な頭皮と良い血流が大切なので、温泉は髪にもよい効能があるといえます。

泉質によっても効果が代わる

温泉には、アルカリ性と中性、酸性という泉質があります。

育毛に効果的なのは酸性の温泉と考えられています。

酸性の性質をもつ温泉には、炭酸泉と硫黄泉が含まれます。温泉に行く時には、どの泉質かどうかチェックしてみるとよいかもしれません。

アルカリ性の温泉は肌をツルツルにする効果を期待できますが、同時に髪のタンパク質も溶かしてしまうことが知られています。

髪は普段酸性になっている傾向があるのですが、温泉によってアルカリ性に傾くと髪のキューティクルが開いて内部の栄養分が外へ出てしまう可能性があります。

結果的に髪が細くなったり、痛むことがあります。また、ヘアカラーが取れやすくなることもあるので注意が必要です。

しかし、髪がなるべく温泉の湯につからないようにすれば問題ありません。

温泉は体と心だけでなく、髪にもよい効能があります。週末などを利用して行ってみるとよいかもしれません。

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