髪に絵の具がついてしまった時の対処法とは？ | 【頭美人】

絵の具に含まれる成分とは

絵の具は様々な種類があります。

「水彩絵の具」

水彩絵の具は、顔料にアラビアゴムを混ぜたものです。

「アクリル絵の具」

アクリル絵の具は、顔料にアクリル樹脂を混ぜ合わせたものです。

「油絵の具」

油絵の具は、顔料に乾く性質のある植物油を混ぜたものです。

中には、カドミウムやクロム、鉛といった、人体に有害な化学物質が含まれている絵の具もありますので、万が一口に入れたり肌に付着すると危険な場合もあります。

絵の具が付いたことによる髪への影響

髪の毛に絵の具が付いて乾いてしまうと、髪が絡まって傷んでしまいます。

特に油絵の具は、空気に反応して固まる性質があるため、1度固まってしまうと取れなくなってしまいます。

どの種類の絵の具でも、頭皮に付着してしまうと、炎症を引き起こして湿疹や抜け毛の原因になってしまいますので、注意が必要です。

中にはイベントなどに参加する時に目立つため、あえて絵の具を使って髪を染めようとする人がいます。

確かに少しは色が付きますが、カラーリングほどの効果は期待することが出来ません。

髪が傷んでバサバサになり、頭皮の環境も悪化してしまいますので、絵の具を使って染めることは避けて下さい。

絵の具が付いたあとの正しいヘアケア方法

誤って絵の具が髪に付いてしまったら、一刻も早くシャンプーで洗い流しましょう。

水性の絵の具でも、髪に付着している時間が長ければ長いほど、髪に負担をかけてしまい色が髪に入ってしまいます。

シンナーや専用の薄め液などを使えば絵の具自体は落ちますが、髪がとても傷んでしまうので注意して下さい。

シャンプーで洗い流す際は、シャンプー液を髪に馴染ませて数分間置いてから洗い流してみましょう。

こうすることで、シャンプーの洗浄成分が絵の具の顔料に馴染んで落ちやすくなります。

それでも落ちない場合は、最終手段として髪を切ってしまう人が多いようです。

シャンプーで落とし切れなかった場合は、思い切って髪を切ってしまうというのも、結果的には髪を守ることに繫がります。

このような対策を理解しておくことで、誤って絵の具が髪に付いてしまった場合に対処出来るようにしておきましょう！

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