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美髪をつくるために
ダメージヘアの方は必見!美髪を目指すために知っておきたい正しいヘアケアの基礎知識
Must-see for damaged hair! Basic knowledge of correct hair care that you need to know to aim for beautiful hair
髪の構造や結合、髪へのダメージの原因などを知っておくことは、正しいヘアケアを行い美しい髪を維持するために大切です。
髪の構造について
髪は、見た目は1本でも実は3層構造になっています。
外側からキューティクル、コルテックス、メデュラとなっています。
キューティクルは比較的よく聞く言葉かもしれませんが、髪の表面の部分をおおっている魚のうろこのようなもので、髪の内部にダメージが起きないように守っています。
キューティクルがはがれてしまうと、髪の内部の水分やタンパク質が失われるので、ヘアダメージの大きな原因となります。
髪の内部のタンパク質の構造
髪のタンパク質は、4つの結合によってつながっています。
4つの結合とは、水素結合、イオン結合、シスチン結合、ペプチド結合のことです。
水素結合やイオン結合は、水や熱によって切れることがありますが、乾いたり熱がなくなれば元に戻ります。
シスチン結合はパーマ液によって切断と再結合が可能です。しかし、ペプチド結合は一度切れると元に戻らず、髪の毛のダメージにつながります。
ペプチド結合は、パーマやカラー、縮毛矯正、熱などによって切れることがあり、切れ毛や枝毛の原因となります。
自分の髪がどうなってるかチェックする方法
美髪をつくるには、まずは自分の髪がどのような状態なのか理解していなくてはいけません。
そこで、アナタの髪の簡単健康チェック!
今、髪の毛を手ぐしでとかしてみてください。
抜けた毛が1~2本ありませんか?
その抜けた1本を使ってキューティクルのチェックをしてみましょう。
1.根元の部分を持って根元から毛先まで触る
2.今度は逆にし、毛先から根元に向かって触る
手触りはいかがでしたか?
1・2両方変わらないという方はキューティクルがしっかりと残っている証拠。
1の方が手触りが良く、2の方がざらついていたという方は、キューティクルが剥がれてしまっている証拠です。
普段のヘアケアで気を付けること
それでは、普段のケアではどんなことに気をつければよいのでしょうか。
キューティクルがはがれないようにする
まず、キューティクルがはがれないようにすることが大切です。
キューティクルは、パーマやカラー、縮毛矯正などが頻回に行われたり、濡れたままの状態で髪がこすれるとはがれることがあります。
その他にもドライヤーやヘアアイロンの熱によって髪が傷み、キューティクルにダメージを受ける可能性もあります。
弱酸性のシャンプーを使う
また、髪は弱酸性の状態が結合などにおいて、もっとも安定しているといわれています。
パーマやカラーなどで髪の状態がアルカリに傾くことは仕方ないですが、自宅では弱酸性の頭皮や髪に優しいシャンプーを使用して、頭皮をマッサージするなど丁寧に洗うよう心がけましょう。
髪は濡れたまま放置しない
濡れている髪の毛は、キューティクルが開いた状態になっているので、傷みやすく、髪の内部の水分が蒸発しやすくなっています。
髪の内部が乾燥してしまわないうちに、髪の毛を乾かしてしまいましょう。
タオルドライをした後にドライヤーを髪から15cm以上離してかけるようにしてください。
ドライヤーの熱を髪の近くであてすぎることも、キューティクルのダメージにつながるからです。
定期的にゆっくり時間をかけてヘアトリートメントを行うのも美しい髪を維持するために効果的です。
お風呂上りのアフタートリートメントも非常に有効
洗髪後、ドライヤーの前に髪の中間から毛先にかけてアウトバストリートメントをなじませましょう。(頭皮には絶対つけないで!)
ケアを習慣付ければ、きっと効果を実感できるはずです。
ヘアブラシは素材にこだわる
ブラシは天然素材のものでツヤ髪に!
髪はブラッシングによってツヤが出るといいますよね。
でも、ブラシの種類には要注意!
自然素材の竹ぐしや豚毛ブラシなどの動物の毛を使ったものは、髪をとかすことでツヤを与えてくれます。
ですが、化学繊維を使ったブラシでは、とかすことで静電気を与えてしまうものも多いのです。
また、濡れている髪へのブラッシングは絶対にNG!
髪のツヤのもとであるキューティクルが壊れ、そこから髪の構成成分であるタンパク質が流れ出て、パサつきがひどくなってしまいますよ。
おすすめのアイテム 美容師さんの仕上げクッションブラシ ベス
正しいシャンプーのやり方
ヘアケアの基本はシャンプーです。
シャンプーの度に髪が抜けて、不安を感じたことがある方も多いかと思います。
ですので、正しいシャンプーの仕方をご説明します。
1.お湯でスタイリング剤や汚れを十分に洗い流す
汚れの9割が最初に流すことによって落ちるといわれています。この作業を怠りがちですが、実は非常に重要な手順なのです。
2.シャンプーでしっかりスタイリング剤やほこりを落とす
シャンプー剤を手の平に出し、少し泡立ててから髪の毛全体になじませます。爪を立てず、両手の指の腹で軽くシャンプーするようにしましょう。
3.最後のすすぎは十分に洗い流す
流し残しに気をつけましょう。しっかり洗っても、シャンプーが頭皮に残っていると頭皮トラブルに繋がります。
4.仕上げのトリートメントやリンス
髪の傷みがある方はやや多めに、ショートヘアの方は少なめに、毛の中間から毛先にかけてつけるようにする。
紫外線の多い季節は少し多めにつけてもよいでしょう。
また毛量の多い方に関しては多めのトリートメントで髪のおさまりを良くすることができますが、毛量の少ない方はつけすぎてしまうとペタッとした印象になってしまいます。
そのため、自分に合った適量を把握することが大切です。
潤いや輝きのある美しい髪のために、是非一度お試しください。
また、寒くなってくると、湯船にゆっくりつかって、温まりたくなりますよね。
でもそんなとき、ロングヘアーの方は、湯船のお湯に毛先が浸かっていませんか?
もし浸かっているとしたら大変です。
水やお湯のなかでは、髪のキューティクルが開いてしまい髪の中のタンパク質や油分が抜けてしまいます。
せっかく日々のケアをしていても、湯船で流失してしまっていることになりますよ。
タオルで包んだり、ゆるくゴムでとめたりしてツヤツヤの髪を維持してあげましょう。
無添加のシャンプーは頭皮を乾燥させる!?
頭皮や髪に良いと思って無添加シャンプーを使ってる方も多いと思います。
ですが、無添加のシャンプーを使う時には気を付けた方が良い場合もあるのです。
無添加のシャンプーとは
無添加シャンプーとは、旧厚生労働省が「ごくまれにアレルギーなどの皮膚障害を起こす恐れのある成分」として定めた「表示指定成分」が含まれていないシャンプーのことをいいます。
これだけを聞くと、無添加シャンプーは髪や頭皮に良いものだと思えるかもしれません。
しかし、表示指定成分といっても合成界面活性剤や防腐殺菌剤、色素などさまざまな成分があるため、どの成分が無添加(配合されていないのか)なのかはシャンプーによって異なります。
1つでも表示指定成分が含まれていないと、「無添加」と表記することができるので、購入する際には注意しましょう。
無添加シャンプーが髪を乾燥させる理由
頭皮や髪の毛が乾燥してしまう原因はいくつかありますが、無添加シャンプーが乾燥のもととなってしまう場合もあるんです。
無添加シャンプーは比較的刺激が弱く、頭皮や髪への負担が少ないようにできていますが、中には、石油系界面活性剤や高級アルコール系の洗浄成分が含まれているものもあります。
これらの成分は洗浄力が強く、髪の潤いを奪ってしまう原因となるのです。
頭皮や髪を乾燥させないためには
1、アミノ酸系シャンプーを使う
髪の主成分であるたんぱく質はアミノ酸で構成されています。
そのため、同じ成分を配合するアミノ酸系シャンプーは、髪や頭皮への負担が少なく、潤いを残しながら髪の洗浄をしてくれます。
おすすめのアミノ酸系シャンプー レベナ オーガニック リファイニング スカルプシャンプー
2、ヘアオイルを用いる
ヘアオイルは、ドライヤーの熱から髪を保護し、潤い成分を保つのに最適です。
ドライヤーを使用する前に、髪の毛先や内側などに馴染ませるだけで、乾燥を防ぎ、艶のある髪の毛をキープできるのです。
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ヘアケアの基本を知って、美髪を目指しましょう!
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